ゴールデンウィーク特別企画 SEEDコンペ!
(イエサブ千葉店開催 第1回SEEDコンペ)

 ホビーショップ「ハッピー」(G.P.M主催)で開催された「第5回春だ!ようこそ!SEEDコンペ!」に参加したことを経験に、イエローサブマリン千葉店で、同じようなイベントを開催したいと私は思いました。
 もともと千葉軍団内でも、一日コンペの企画は話にあがっていたのですが、ハッピーでのコンテスト体験を機会にイエサブで実施することができました。

【「ゴールデンウィーク特別企画 SEEDコンペ!」とは?】
【参加要領】
 来たる4/29(木)祝日 イエローサブマリン千葉店でガンダムSEEDコンペを開催します。内容は、ガンダムSEEDコレクションシリーズ(300円〜600円)のプラモをみんなで楽しく一日かけてカッコよく完成させよう!っていうのが目的です。参加を希望する方はお店の人に声をかけてください。見学もできますので気軽に見に来てください。

☆主 催:模型サークル「燃えよ千葉軍団!」
☆協 力:イエローサブマリン千葉店 様
☆4/29(日)10:30〜18:30
☆場 所:イエローサブマリン千葉店(集合10:00)
○キットはガンダムSEEDコレクションシリーズ使用
○下処理(準備)は合わせ目の接着のみ、合わせ目消し、穴あけ、
  サフ、塗装など、加工は一切不可。
○追加パーツ(改造部品)は、塗装前(サフ)までOK。
○塗装は筆塗りのみ、スプレー類は一切不可。(瞬着硬化スプレーはOK)
○作品タイトル、制作コメントを当日提出すること。

 ただ今、参加者募集中です。

※賞品などはでませんが、一般投票(4/30〜5/23)で順位を決めますので、ぜひ、みなさん投票してください。
 「ハッピーと同じじゃないか〜!」というツッコミもあるかと思いますが、ハッピーでの方法論、告知の方法は実に要点を簡潔にまとめてあって、私のアイディアをいれる余地がなかった。まずは、『第一回を無事やりとげる』ということに主題を置き、安定した方法で実施させていただくことにしました。




【10時集合・会場準備・席決め】
 休日はイエサブは9時30分に開店しています。10時集合は私の勘違いですが朝が遅くて楽でした。みんなで協力して、空き部屋にテーブルを並べ、席のくじ引き。私の軽い挨拶がすむと早速作業開始となりました。

【今回の座席】
RUN  ら教 
@ A
A組の机
BC D
 白石   ハタ
神使い 関根
E F

B組の机
G H
ミヨカワ つっつー
マッシュ
I
C組の机
J
切込隊長




Kマリモマン

L藤井

 名前はありませんが、左下のB白石さんの席は終盤になって、うちのBBSにも書き込みしてくれるCタカノリさんに交代。白石さんは途中で帰り、タカノリさんが白石さんの席にすわりました。
 
 今回、千葉軍団からは、私RUN、ら教、マッシュの3名で参加しました。G.P.Mを中心に11名の参加があり、計14名の参加となりました。だんちょー(G.P.M)はサポーターに徹してくれました。だんちょーの席と作品はありませんが道具も用意して来ていただき、参加者カウントさせていただきました。





【各参加者の様子と完成品】
 「作業風景をまとめて読んでから作品を見る。」または
 「A組の作業風景を読んでからA組の作品を見て次の組を見る」
 どちらでも読めるようになっています。
 もちろん先に作品から見ることもできますが作業風景を読んでから作品を見ると面白いように構成・編集してあります。
作業風景 作 品
A組の作業風景

@RUN(千葉軍団)
Aら教(千葉軍団)
B白石
Cタカノリ
Dハタ

千葉軍団から私とら教くん、イエサブ千葉店から白石氏、飛び入りのタカノリ氏、キャラつかめないハタ氏の作業風景。
A組の作品

@試作型グーン地中機動タイプ(RUN)
Aみんなで色塗り(ら教)
Bモビルジン(白石)
Cジャスティスガンダム(タカノリ)
DまジンがーZ、アーマード・ダガー(ハタ)

それぞれの作風がバラバラ(笑)。結構面白いと思います。
B組の作業風景

E神使い(G.P.M)
F関根(G.P.M)
Gミヨカワ(G.P.M)
Hつっつー(G.P.M)

 ここは、たまたまG.P.Mのメンバーばかり。それぞれ手のうちを知り尽くした作業風景はいかに。
B組の作品

Eむらさきれいだー(神使い)
Fおよぐ ばくぅ〜(関根)
GZ-イージスSRA(ミヨカワ)
Hモビルバクゥ(つっつー)

ある意味スタンダードな作品が中心のB組。皆さん手慣れています。
C組の作業風景

Iマッシュ(千葉軍団)
J切り込み隊長(G.P.M)


初参加の千葉軍団マッシュ、いつも新しいネタの切り込み隊長の作業風景。
C組の作品

I海人グーン(マッシュ)
Jミゲル・バクゥVSモーガン・ダガー
 (切り込み隊長)

二人ともネタをよく考えた完成品です。1日コンぺを楽しんでいますね。
D組の作業風景

Kマリモマン(G.P.M)
L藤井(G.P.M)

二人とも今回はじめて会話させていただいたG.P.Mのマリモマン氏と藤井氏の作業風景。
D組の作品

Kカニロボ(マリモマン)
L第三帝国の野望(藤井)

カニ?、第三帝国?、タイトルからは怪しげさがありますがどちらも狙いがあるのです。

編集後記

【SEEDコンのポイント】
 この1日コンペの特徴を整理しておきたいと思います。
○8時間以内で模型を組立、加工、塗装を行うため、段取りが重要である。
○エアブラシ・缶スプレー禁止なので、筆塗りの技術が重要である。
○他のモデラーの作っている様子が見学できるため、いい勉強になる。
○見学者が見に来るため、新しい出会いがたくさんある。
○自宅ではなく、専用の会場であるため作業に集中できる。
○通常の他のコンテスト並の審査・投票がある。
○精度を出す工作をする時間がないため、全体の印象・アイディアに主眼がおかれる。
 第2回大会もイエサブで開催したいと思っていますので、新しい参加者の挑戦をお待ちしております。

【SEEDコレクションシリーズについて】
 僕もこのSEEDコレクションシリーズ、最初は「なんでこんなの出すんだよ!」という風に思いました。しかし、値段が安いので結構、だいたんな改造もできるし、それこそノコギリでパーツをどんどんつないで変な模型を実験的に作ることも楽しいと思います。もちろんかっこよく仕上げることもできます。特に可動軸にとらわれない大胆なポーズ変更は結構病みつきの楽しさがありました。
 また、最近のガンプラはコンピュータで作っていて、私はHGジャスティスとコレクションシリーズのジャスティスをいろいろ比較してみたのですが、パーツによってはコレクションシリーズのほうがモールドが良好だったりします。

【筆塗りって面白いね】
 今はエアブラシが誰でも購入できるし、模型誌でもエアブラシを推奨しています。この流れは決して悪いとは思わないのですが、筆は筆なりのいいところがあるのかな、と思いました。例えば“筆独特のタッチ”というのがあると思うのですよ。なんでガンプラの筆文化が衰退してしまったのかというと、商業模型誌の作例でそういう筆塗り作品はありませんし、模型コンテストで勝つ作品はMAX塗りなどのグラデーション作品が勝つ傾向にあるからです。商業模型誌や大手模型コンテストはリーディングケースになってしまい、文化の方向性をそちらに持っていくので贈り手側の“文化をどう作るか?”という視点もあっていいと思います。

【ありがとうございました】
 はじめてのイエサブでのSEEDコンペでしたが、多数の参加をいただきまして参加者皆さん、ありがとうございました。そしてイエローサブマリン千葉店の皆さんには私の提案を聞き入れていただき、そしてスタッフ皆さんで協力していただき大変ありがとうございました。事前の告知や当日の貼り紙などこちらで至らなかった点を多数カバーしていただきました。
 そして、道具とキットを持ち込んでいたのにサポーターにまわっていただいたG.P.Mのだんちょーに深く感謝します。写真撮影や昼食の買出し、はたまた見学者の応対などなかなか頼みにくい応援を自らすすんで引き受けていただきありがとうございました。

【まずは最初の一歩】
 イエローサブマリン千葉店でも十分な場所が確保でき、上手く配置すれば20人ぐらいまで参加可能なことがわかりました。年に数回、このようなイベントを開催してみたいと考えていますので、仲間のモデラーやイエサブ千葉さんと話をしながら、イベント開催を続けていきたいと考えています。継続は力なり、まずは1回目終了!!