「 修 羅 の 花 」

製作 :濱薫(G.P.M)
使用キット :1/100 MGゴッグ 他
百鬼夜行1st エントリーNo.74 会場投票第6位


■GPM濱薫氏の作品。会場投票第6位。
 これが会場に登場した時、みんなビックリしてましたよ。
 なんだ??????という感じです。僕はガンヘッドを思い出しましたが、すんげぇかっこいいです。ああ、遅れましたがMGゴッグがベースです。え〜?ゴッグ??
 一部に黄色をまぎれこませているところや白地のデカールも全体をピリリと引き締めています。

 濱さんとお話したとき、
 「グラデーションかっこいいですね〜」
 「いれないと面がもたないでしょ」
 勉強させていただきます。やはり面の情報量というのはガンプラコンペでは重要な位置づけと思っているのは私だけではない。
 「こういうの作りたいけど面をつなぐの面倒そうでねぇ」
 「それじゃモデラー失格でしょ」(この言葉が俺のこころにつきささる)
 濱さんみたいな作品を私も作りたいなぁ、と思っています。
 面倒だなんて言ってたらおかしいですよね。的を得ているだけに、いいわけしてた自分に気がつきました。かっこいいものを作りたい!
 この作品も僕の友達にはかなり受けてました。
 [百鬼夜行レポートコーナーからRUNのコメントを転載]

■“皆殺し”とかそういうのがテーマです。すごい作品です。正面から見た印象は「うわっガンヘッドみたいだ」と思いました。本人いわくゴッグじゃないらしい。MGゴッグ改造なのに連邦軍?私的には当サイトの「JOINT MUSIUM」ではちょっと分類不可能でした。

 製作の方法論としては、いろいろキットを組み合わせて「パテ等で面をつないでいく」ということで複製などの作業はしていないとのこと。メディアワークスより発売されている「すくすくスクラッチ」でも同様な方法を紹介していた(FZザクの腕のフルスクラッチ)のを思い出しました。一つのガンプラの遊び方としては大変魅力的です。
 切り込み隊長のコマンドアストレイやこの作品など見ると、各パーツは接着しちゃうと塗装がしにくいので元キットのパーツ分割を残しておくといいみたいです。そして武装はシンプルな接続軸でつなぎ全体のフォルム(シルエット)を変える、そんなことがコツのように私は思いました。

 俺はこの作品は百鬼夜行1stでもっと上位に行く、つまり3位以内に入ると思ったんですが6位、ううむ、会場投票は読めないな〜。ちょうど今、百鬼夜行2ndが告知されて、それにチャレンジする人はこんな作品と戦うつもりで、すごい作品つくってくださいね、ひえ〜。(⇒百鬼夜行2ndのオフィシャルHP
 [RUN] (2005.06.12 UP)