PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE LAND BATTLE TYPE MOBILE SUIT
MS‐07B 高機動型グフ
■オリジナル機を作りたい! Gジェネのグフシリーズ第5弾!高機動型グフ見参!!! ついに5体目のグフが登場です。これを作っている時は、GPMの切り込み隊長や濱薫さんのように「いろんなキットから部品をもらってかっちょいい機体をつくる」というのに感化されていまして、こんなんなっちゃいました。まずはSDで練習っす。 |
■工 作 ○モノアイの自作、腕の肉抜き穴の処理などは今までの機体と同じことをやっています。スジ彫りのシャープ化も同様に行っています。 ○いろんなキットを使って、 ・空を飛びそうな巨大なブースターと羽を持ち ・上空から敵を征圧する強そうな武器を持っている という機体をイメージしてジャンクパーツボックスの中から使えるパーツを探します。 バーニアの芯は、イデオンキットの1/600ドグマック2体分のブースター。 他にはSDウイングガンダム、SDヘビーアームズ、SDマグアナック、1/100ゾリディア、MGザクなどのパーツを使っています。どれもこのために買ったわけではなく、たまたま余ってしまったパーツです。元パーツの形状がイメージに合わなければ、ニッパーでチョキンと斬ったり、金属やすりでガリガリ削ったりしています。瞬着と硬化促進スプレーを多用しています。 デカールを貼る位置も考えながら平べったいところも残しておきます。 |
■塗 装 特殊部隊のような迷彩を目指しました。 (1)GSIクレオスの缶スプレー、サーフェイサー1000で下地。 (2)基本塗装 @いろいろ混ぜて作った薄めのグレーで全体を塗装。 Aファントムグレー+ミッドナイトブルーで迷彩。 B胸の黄色い部分をマスキングし、蛍光イエロー+黄橙色で塗装。 Cモノアイ、胸部などをシタデルカラーのケイオスブラックで筆塗り。 (3)ウォッシング 油絵具のピーチブラックとローアンバーを7:3くらいでペトロールで溶いてウォッシング。キッチンペーパーでたたくように拭き取りました。この後、塗面保護とデカール前の平滑化を兼ねてつや有りトップコート(缶)を噴きます。 (4)デカール ガンダムデカールジオン用からキマイラ隊ほか、ハセガワマクロスデカール、タミヤジャーマンデカールシートNo.2などを使用。デカールが全体を引きしめてくれます。デカールが乾いたら軽くつや消しトップコート(缶)を噴きます。 (5)ドライブラシ エナメル塗料のライトグレイ、ホワイトの順でドライブラシ。通常は色と色の間は1日あけるのですが、今回は1時間ほどで仕上げた軽めのドライブラシです。このドライブラシ後、再び軽くつや消しトップコートを噴きました。 ■金属パーツなど 全部完成したあとに、なんか物足りなくて金属パーツを使用。 ガトリングの脇にレーザー砲、拳王さんからいただいた金属パーツとブラスパイプMAX(L)を組み合わせて砲口としました。バーニア内部にも拳王さんからいただいたバーニア系の金属パーツを使用。拳王さんの自作の金属パーツは組み合わせにより様々な表情を見せます。 モノアイはHアイズ(2)の7ミリ径です。Hアイズを薄く削りコンパウンドで磨いてから、メタルックの裏側に貼り付けています。レール状の溝があるので左右にスライドします。 ■完成してうれしい やっと完成してとてもうれしいです。というのも、これはなかなか思うような形にならなくって、塗装もどうしようか迷って、とにかく「いきおいが大事だ!」という感じで手を動かして形になりました。(BBSでこのあたりのことを書いた事もありました・・・(汗)) 絶版キットや貴重な金属パーツをたくさん使っていますが、その場の“ノリ”で、必要だと思ったらドンドン使いました。 これを千葉軍団の仲間に見せたら結構好評で、「MGで見たい」というマッシュ氏の声もあり、そういうのも作って見たいと思いました。 |
■5体完成だー! 一人で5体作ったどー(笑) 最初は戦隊ヒーローを意識してテーマカラーがあって、ブルー、レッド、イエロー、グリーン、ブラックの順で作るつもりでしたが、迷彩入れたりしてから方向性が変わってしまいました。しかしモノアイを共通工作にして統一感をとっているのでそれほど違和感はないかと思います。 SDなんて作ったことない人もいるかもしれませんが、どうです、このかっちょよさ! 今回は、小改造と塗装バリエーションが中心でしたが、思いのほか楽しくできました。普段のマスターグレード作る場合でも考えすぎな自分がいる気がしました。もっと「いきおい」「楽しく」「ドンドン作る」みたいなノリがいいのかなぁと思いました。 [RUN] (2005.12.13 UP) |