Gジェネのグフシリーズ第2弾、砂漠迷彩タイプです。 ミニスケールモデルへの迷彩に挑戦しました。 製作記事はノーマルカラーグフと重複するポイントもありますが書き留めておきます。 |
【工 作】 ○頭部:モノアイの上下を削って、Hアイズのピンクを貼りました。貼り付けていないので左右には動かせます。Hアイズの裏側には昔コンビニで販売されていた仮面ライダークウガの目に貼る反射シールを円形ポンチで打ち抜いて丸くしたものを貼り付けています。 動力パイプの下の肉抜き穴は見えないので埋めてません。 ○胸部:胴体の動力パイプですが、右側が作業中に折れてしまいました。このパーツは折れやすいので注意してください。「接着するか・・・パーツ請求するか・・・?」とも思いましたが、「戦時の最前線では動力パイプが切れて予備パーツがないなんてこともあるだとう・・・」と想像力を膨らませ、エネルギーパックを作ってみました。 旧144ステイメンのパーツとWAVEの「Uバーニアフラット(正方形)」で作成してみました。このWAVEのUバーニアはきっちりしていて気に入ってます。 |
○腕部: 左右の腕の裏側に前面と同じモールドを作成。コトブキヤのマイナスモールドとポリパテ(モリモリ)で形を作りました。 肩のトゲは、バズーカを持たせにくいのもあって、切断しパテで丸く成形。 指の機関砲はピンバイス(0.8ミリ)で開口。 肩と腕は塗装しやすくするために2ミリアルミ線でつないでアトハメ加工。 左手首(マシンガン)は真鍮線でつないで回転可能としましたが、真鍮線よりポリ軸のほうが取れにくくていいかもしれない。 ○武器: バズーカはGジェネのザクUのものを使用。そのままだと持てないので2ミリプラ棒を持ち手として使用しました。ヒートロッドは目立つところに突き出しピン跡があるので丁寧に成形。 ○その他: ところどころにWAVEの「Rリベット(丸)」を貼り付けました。このリベットモールドは少しピンバイスで彫ってから貼り付けるといい感じになると思います。 あとは、いつものようにモールドをデザインナイフで掘り込みました。 |
【基本塗装】 WAVEの「スーパーエアブラシアドバンス02(ノズル口径0.2mm)」を使用。手元で風量調節ができるので細吹きはしやすいです。塗装前にGSIクレオスの缶サフ1200番を噴いています。 ○本体 下地色:ダークイエローにレドーム、ホワイト、イエローを混色 迷彩色:Mrカラー戦車色セットNATO軍戦車色TC11「レーダァブラオン」+クリアー ○バックパック、足など 下地色:36番グレーグリーン 迷彩色:迷彩色:Mrカラー戦車色セットNATO軍戦車色TC12「テーアシュバルツ」+スーパーブラック+クリアー ○胸部イエロー キャラクターイエロー+ホワイト多量 タミヤのマスキングテープをモールドにそってデザインナイフで三角部分を切り抜いてエアブラシ塗装しました。マスキングゾルも併用してしっかりマスキングすれば筆よりきれいに塗れると思います。 ○バズーカ 基本色:オリーブドラブ+キャラクターホワイト+イエロー シャドウ色:オリーブドラブ 【ウェザリングなど】 (1)ウォッシング 油絵具のピーチブラックとローアンバーをペトロールで溶いてウォッシング。 (2)デカール しわになるのを防ぐためにウォッシング後に貼り付けます。 タミヤの戦車用デカールセットを使用。 (3)トップコート(1段階目) 「プロコンBOY LWA」でMr.スーパークリアーつや消しを吹き付けました。このつや消しがドライブラシをひっかけてくれます。 (4)ドライブラシ デザートイエロー、タン、ホワイトなどを混色しつつドライブラシ。 (5)ウェザリング ガンダムマーカーウェザリング用で足元を中心にウェザリング。一度皿に出して筆で塗りつけています。 (6)トップコート(2段階目) ちぐはぐになった艶の統一、ガンダムマーカーウェザリング用の定着のために軽く噴いて色を“押さえます”。 |
手首が回転するために、シールドを前に向けた状態でも左手首が不自然な位置にきません。こういったポーズも決まります。 【後 記】 SDなのにやること一杯あったなぁ。塗装は、越智信善さんの作品実物を見た時の繊細な感じを思い出しながらやりました。製作記事は詳しく書きましたが、参考になれば幸いです。 SDグフは残り3体、まだまだ続くよ〜!(笑) (2004.07.13 RUN) |