「MAKING PARTT」として、ベースの製作から惑星の地表まで解説します。 【ベース作成】 ベースは木材から手作りです。高低差を付けた上に、今まで作った中で最大のジオラマなのでいろいろ苦労しました。バルサやアガチス材を使っています。すきまを木部用パテで埋めて、ペーパーがけして表面を整えました。 【地形の作成】 発泡スチロールで基本的な段差をつけました。ハンダゴテでおおまかな地形を出しています。かなり有毒なガスがでているので窓をあけてがんばりました(汗) |
【地表の作成】 地表は、"パジコのクレイド"という造型用粘土を発泡スチロールの上に盛りつけて形をなだらかにしました。クレイドは乾燥すると収縮するので少しずつ時間をかけて盛り付けました。同時にクレーターの整形、火山の作成もしました。 コルクをくだいたものや、石こうを固めたものをくだいたものなどを埋め込んで、ゴツゴツした感じを出しています。 惑星の地表は、「ホルベインモデリングペースト サンディ」をたたくように筆で塗りました。火山岩を流す予定のところはあらかじめ川のように造型しておきました。 【ベースの塗装】 ベースの塗装は、グンゼの0.5口径のエアブラシで塗装しました。色はタミヤアクリル塗料フィールドグレーを中心にいろいろやってみました。マスキングテープだけだと覆うのが大変なので、新聞紙を併用しています。マスキングは2重以上にして工程毎に剥がすとエッジが決まります。 最後にパステルの白系でドライブラシをしました。 【デスマウンテン】 この段階では、溶岩の表現がされていないため、「死火山」状態ですね、だから「デスマウンテン」(笑)。実際友人の何人かに見せたところインパクトがない、というお言葉を得ています。 【ディオラマサイズ】 なお、ディオラマサイズは縦30cm×横45cm×高さ17cmです。 縦サフ2本、横サフ3本、高さサフ1本分です(笑) |