E.F.S.F PROTOTYPE MOBILE SUIT
FA-010-A  FAZZ

製作・文 :RUN・タマ(長女)・ミズ(二女)
使用キット :1/100 MG FAZZ
電撃ガンプラ王決定戦2006東京大会 シニア部門 出品

 装甲内部は、見えるところだけ塗装する予定でしたが、いきおいで塗ってしまいました。装甲は接着しているので意味ないーーー(汗)。だが、それがモデラーか。

 ベースは娘達と一緒に塗りました。
 塗る面積が大きいのでみんなで楽しく塗ります。
 エアブラシは使わずほとんど筆で塗りました。

■目指した到達点
 昔懐かしいBクラブの頃の小林誠さん・近藤和久さんの作風をイメージしました。今時のモデラ−が作る作風とは違うのですが、私はこの頃の作風にグッとくるのです。
 金子辰也先生の模型クラブの時間中にこの作品を見てもらいました。その時にも
 「この作風は、ちょっと古い作風ですよね。」
 ということでした。確かに、この作品は20年くらい前の模型誌の作風で、僕はその時代の作風が好きなので、目指した到達点としてはあっているのです。さすがに金子先生、完全に見抜かれていますが、最初からそこを目指しているので・・・(汗)

■FAZZ越え
 百鬼夜行2の会場で、ハシモトジョーさんのFAZZに対して「このあたりになんか欲しいよね」と、ハシモトジョーさんの作品がすごい力作と思いつつも、面の情報量が欲しい部分があって、そういうコメントをしてしまったことをよく覚えています。
 「人の作品にコメントするなら、おまえはどうなんだ?」ということで、それの回答としての作品を作ってみたかったというのがありまして、過剰ディティールとしました。人にコメントを出すだけでなく、俺ならこうする、というのを出したかったので完成してよかったです。

 僕なりの。FAZZ越え、任務完了。

 [RUN] (2006.09.14)