E.F.S.F. MASS RRODUCTIVE MOBILE SUIT RGM-79 GM
RGM-79 GM
このページではMGジムの製作途中の画像とともに、見えにくい位置の話や製作途中の苦労話など。 |
胴体に大穴を開けているところ。そりゃ、こんなことするかどうか迷いました。失敗したら、ジムもう一個買えばいい、と自分を納得させました。自分の直感を信じて 頭の中で何度もシュミレーションして開けました。背中からハンダゴテを突き刺してプラスチックを溶かしています。 心の力を利用して「ハァァートォォ、ブレイカァァー!!!!」 と心の中で叫びながら。 すごい臭いにおいが部屋を充満! 煙もすごくって、もう大変! 上下のパーツもグラグラでもうガラス細工職人とか水あめ職人のような感じです。 もっと奥へ、もっと奥へ、誰もやってない深さに差し込むんだ! |
グッ、グッ、よ〜し、ささったぞ! |
ズゴックの爪を、ジムの胴体が熱でやわらかいうちに押し付けて「まるでヒートプレスだな」と思いつつ胴体を押し広げています。 MGズゴック腕とMGジムの胴体を比べれば、この状態が単にくり貫いただけではできないとわかるはず。かなり突き刺しています。 多くのこの組み合わせのジオラマがシャアズゴの有名なシーンで、それも前から浅く突き刺さっている場合が多く、どうしても背中からいってみたかった。 ここまで出来たら出来たも同然!っていうか、ここまでして完成させなかったらくやしいし、ジムの魂が報われない。 ベースは、この段階では、まるで土のようですが、実はこれ、別のジオラマ作っていてそれを使ったんです。そのジオラマがあまりいいものにならなそうなので、こっちに切り替えました。 |
これがベアリング球。画像は1ミリ径のもの。 ベアリング球は、もともと切り込み隊長が使っているのを見てほしいなぁと思ったのです(実は勘違いで切り込み隊長の使っていたのは鉛玉だった)。 ネットでいろいろ検索して、やっと探し当てて、建設機材の部品を売っているところから直接入手しました。 ベアリング技術で作られたスチールの球は精度がバッチリで、1ミリ径のピンバイスで穴を開けてはめ込むだけです。ボルトのイメージでボルトがありそうな位置につけました。 |
塗装後にはめ込んでもキラリと光っていい感じなのですが、全体のトーンを考えて塗装することにしました。サーフェイサー後に塗装と接着を兼ねてGSIクレオスのプライマーを筆で塗っています。プライマーにはわずかですが接着力があるのです。 |
サーフェイサー後の画像。溶きパテ技は使っていません。傷をつけてある位置もポイントをしぼってあります。 両腕のヒジは接着して面を整えているので、回転しません。装甲パーツもほとんど接着してからスジ彫りを彫りなおしています。 右腕だけは接続を3ミリのアルミ線に変えて、外側に動きをつけています。わずかな動きですが、ちょっとでももがいている様子が出ればと思いました。 |
今回、塗装後のパーツの接着はエポキシ接着剤でやっています。透明で強度が出るのがいいです。つまようじで接着面に軽くつけます。 胸の黄色いダクトや肩パーツの接着などに使っています。前には木工ボンドを使う方法を紹介したこともありましたが、こっちのほうが強固な接着力です。 |