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【MG陸戦型ガンダム】→詳しく解説 ベースと設置するために、足の裏に2ミリの穴をピンバイスであけておきます。また、どうも「眼」が目立たないので、塗りなおしました。塗装を一度すべて落として、サーフェイサー>ホワイト(ブラシ)>蛍光オレンジ(ブラシ)>エナメルFブラックで縁取り(面相筆)。最後の筆塗りは、息をとめて丁寧に塗りました。 【ベース】 ベースは木枠は13のブロックからなる手作りです。この面構成だと時間の経過によって木枠がゆがむことがないです。中には上げ底として発泡スチロールを詰めて重くならないようにしています。1体の模型しか置いてないので、「ディオラマ」というよりは「ビネット」というジャンルに入ります。 【地面】 地面は、紙粘土や木工パテで起伏をつけ、ガンダムの足跡もこの時に付けておきます。 上に赤玉土を茶漉しをつかって振りかけます。赤玉土の固定は主に木工ボンドです。ただ、パラパラとこぼれると展示場所が汚れるので、画材のマットメディウム薄めたものを0.5口径のエアブラシで吹き、固定しています。0.5口径のエアブラシは金属色なども上手く噴けるのであると便利です。 【樹木】 樹木は、乾燥した木の根を芯にしています。広葉樹として上手い曲線のラインが出たと思います。葉はジオラマの定番アイテムのライケンにシーナリーパウダーをまぶしました。エアブラシで着色し、ドライブラシで光があたっているような感じにしてみました。 【草】 草は、鉄道模型などに使う「スタティックグラス」を3色混ぜたものや、ドライフラワーをピンセットで少しずつ植えました。地面との接着はやはりマットメディウムを使います。ディオラマ全体の色調をあわせるため、エアブラシでオリーブグリーンで軽く塗装して、イエロー系の色でドライブラシを草にもかけています。 【仕上げ】 地面のアクセントとして、薬莢(やっきょう)を少し散らして、感じを出しました。 陸戦型ガンダムとベースは2ミリのアルミ線で固定しています。足元の土が盛り上がっている部分は、赤玉土とボンドを混ぜたものをわざと盛りあがるようにしてみました。陸戦型ガンダムとベースの色調の調整のため、足元にアクリル塗料のデザートイエロー、バフを拭きました。 とにかく全体の色調を合せるのが大変でしたが、渋い作品になりました。 【コンテスト】 第四回イエローサブマリン千葉店コンテスト 第3位 |