■製作をはじめたキッカケ 千葉軍団副団長からある日「みんなでデクーつくろう!」とお誘いがあったのと、第23回イエローサブマリン千葉店ホビーコンテストで、ダンボール戦機部門が開催されるということで、千葉軍団みんなで出品しようということになりました。全員デクーでもよかったのですが、せっかくいろんなキットが発売されているのでお題は自由だったのですが、とりあえずデクーでいくことにしました。 最初は、武器をコトブキヤのオリジナルウエポンでも持たせるか〜みたいな感じだったのですが、同じことを考えている人が多く、ネットで武者系の作品を見て、「在庫の神槍丸と組み合わせたらかっこいいんじゃねぇ?」と閃いたら、あとは、すぐに形になりました。 ■一分あればケリがつく! プロモデラーの上原みゆき先生の好きな言葉の中に「一分あればケリがつく」というのがありまして、僕も悩んだら手を動かすことにしていまして、今回は、閃いたら即実践!すぐに形になりました。肩、胸、背中のアーマーを3ミリプラ棒で接続、顔のアーマーの神槍丸の接続軸ごと持ってきたらハイできあがりです。 セイラマスオさんのように、キットのランナータグでディティールアップしています。 ■地道なマスキング 問題は塗装。こればかりは地道にマスキングしながらの塗装となります。顔、胸、腰のパーツを見ていただければよいかと思いますが、小さなパーツにいくつもの色数をのせています。 色の重ねる順番でマスキングの手間がかわります。顔の場合、白塗って、黄色塗ってマスキング、赤塗ってマスキング、オレンジ塗ってマスキング、グリーン塗ってマスキング、最後にすべてのマスキングをはがす、といった具合です。 つかった色は、 すべてサーフェイサーで下地を整えたあと、ホワイトを塗って発色をよくする準備をしてから塗装しています。 ○赤:みるきぃぱすてるカラーセット レッドver.からチェリーレッド(GSIクレオス) ○黄:ホワイト+GSIクレオス色の源イエロー (みるきぃぱすてるカラーセットのカスタードイエローとほぼ同じ) ○緑:ヘンプ+純色グリーン(ガイアノーツ) ○橙:みるきぃぱすてるカラーセット レッドver.からハニーオレンジ(GSIクレオス) ○銀:シルバー(GSIクレオス) 基本塗装後、クリアーでコートし、墨入れ。オレンジ系、グリーン系、ブラウン系の三色のエナメル塗料を準備し、部位ごとに色も変えています。 フラットクリアーでコート後、Hアイズなどを取り付けて完成です。 |
天宮乱無(アークラム)。これはロングタイプ。 武器の組み換えが武者ガンダムの面白いところですが、活かしています。 |
ベースは100円均一の円柱形の木材を「デルタセラムコート」という妻が木工工作用に使っていた塗料を拝借して塗装してみました。軸は5ミリの銅柱で、モーターツールで切断しました。 クルブシのキラッとひかるところ(僕は「グラビティ・ボール」と呼んでいる)も100円均一の携帯用デコシールです。 1作品しか作ってないのに、もともと作りたかった神槍丸もできて、うれしさ・おいしさ2倍です。気に入った作品ができましたが、反省点としては下半身が普通だったので、そこを気を使えばよかったなぁ、と思いました。塗装はいい感じにしあがったのではないかと思います。 そして、この作品だけでは飽きたらず、モデラーズサミットの作品つくらなくちゃいけないのに、さらにLBXの世界にはまり込んでいくのであった。 [RUN] (2011.08.08 UP) |