ギロロロボをワンデーコンペで作りましたが、ちゃんと作ってみたい、と思っていたところ、このギロロロボマークUが発売。おまけに、第16回イエサブコンでは、「ケロロ軍曹プラモコレクション」が課題部門に設定されていて、やる気になりました。 |
■ギロロロボマークUの製作 目は、半円のスジ彫りを追加して狂ロボ度をUPさせました。 肩のキャノン砲はポリ軸を使ってアトハメ加工しました。 脚部は、付属するシールの下に100均で買ったマグネットシートを挟み込んで、ミサイルポッドにしこんだ磁石で着脱できるようにしました。イエローのダクト状の部分にデザインナイフでモールドを彫りました。 脇の下と股にあるブチ穴は、ピンバイスで開口しました。 ギロロ伍長はアトハメ加工等はなし。分割ラインは目立たないので問題ないと思いました。 エアバイクは、尾びれをC字処理してアトハメ加工。 ロボとバイク、バイクとギロロ伍長は、それぞれ真鍮線を利用して、しっかり固定できるようにしておきました。 スジ彫りは、美唄モデラーズクラブ(BMC)の超硬タガネ0.2mmと、ピアノ線を研いで作った自作ケガキ針を使って、彫りこんでいます。スジ彫りは深く彫って置くと、塗り分けや墨入れがきれいにきまるので、重要な工作と考えています。 ■塗装 缶サーフェイサー1200(GSIクレオス)を軽く噴いて、傷をチェックし、傷があったら溶きパテを盛って修正しました。このシリーズは、小さな子が「手もぎ」ができるように、ゲートに特別な処理(タッチゲート)がしてあるので、そこの部分の修正が大変でした。 ギロロには「シャアカラー」のイメージがあるので、シャアザクに使うガンダムカラーをメインカラーに使ってみました。 ピンク:ガンダムカラーピンク2 レッド:ガンダムカラーレッド2+ホワイト イエロー:黄橙色 ホワイト:ピュアホワイト(ガイアノーツ) 金属色:メタルカラーブラス その他に、黒鉄色、焼鉄色、エアクラフトグレー、エクストラダークシーグレー、シルバーなどを使用して細かく塗りわけました。 デカールは、キット付属のデカールと、リアルタイプギロロロボオリジナルデカールを使用しました。 墨入れは、エナメルの黒茶系を流し込みました。タミヤの流し込み接着剤の容器に薄め済みの塗料を作っておき、鉄製のネジを数個いれておき、使用する前に振ってかきまぜて、付属のハケで流し込んでいます。上原さんに教えてもらった方法ですが、時間短縮につながりました。 最後にフラットクリアー(ガイアノーツ)をエアブラシで噴いています。 ■マスキングの多用 今回はマスキングを多用して、細かくエアブラシで塗分けています。今までゴム系のモデラーズのマスキングゾルを使っていましたが、今回はGSIクレオスの「Mr.マスキングゾル改」を使ってみましたが、私が今まで使ったマスキングゾルの中では一番の使用感でした。付属の筆だけでかなり細かく塗分けることができました。入手もしやすいですし、気に入っています。 |
■1mmスチールボール 製作中に各所に1mmの穴をあけておき、デカールを貼る作業と同じタイミングでスチールボールを埋め込みました。薄めた木工ボンドを流し込み固定しておきました。 ■注意点 脚の白い半球状のパーツが折れやすいです。変形させる時におれちゃいました。0.3mmの真鍮線で補強しましたが、非常に折れやすいので注意してください。 |
■ミサイルポッド ミサイルポッドは、1/144HGモビルジンより流用。 最初はポリ軸で接続する予定でしたが、はずした時に格好悪いのと、角度変更ができないので、途中で方法を変更。 100円ショップで買った強力マグネットクリップのマグネットだけ取り外して、ミサイルポッドに埋め込みました。白いシールの下にはさみこんだマグネットシートにうまく付き、ロボ・タンクの両形態で装着できるようになってよかったです。 穴は修正する時間がなかったのですが、見えないところなのでよしとしました。 プロモデラーの上原みゆきさんが、宇宙用ゾックに磁力でミサイルポッドを付けているのを見て、「マネしよー」と思ったのであります。 ⇒フライトユニットと合体!! ⇒製作途中画像 [RUN] (2008.02.16 UP) |