■タミヤからアクリル製のケースが4200円で発売されているのを知って、「これくらいなら自分で作れそう」と思い、技術レベルUPのために自作することにしました。 |
3ミリアクリル板をアクリルカッター(Pカッター)で切り出します。 アクリル板がこのサイズになると3850円ということで、お値段が高く、失敗は許されません! 正確にサイズを決定します。保護用のシールは貼り付けたまま切断することにします。 |
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定規が曲がらないようにガムテープで定規を押さえています。 Pカッターで3mmアクリル板のだいたい半分くらい(1.2mmくらい)彫り、その後、割ります。 プラ板工作と全く同じなのですが、なにせ幅50センチ近くあるアクリル板なので、机の上に正座して全体を押さえ込み、両手で体重をかけて「バンッ!」と割りました。相当大きな音が出て、爆発音みたいでした(笑) |
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マスキングテープで仮止めしたまま、アクリル用接着剤を流し込みます。接着剤の流し込みのラインが残ってしまいますが、アクリル板専用研磨剤で磨くと目立たなくなります。 軽く流し込んで形が決まったら、しっかり接着剤を流し込んでいくといいと思います。スキマがあると研磨する時に研磨剤がスキマにはまり込んで面倒なことになるのです。 |
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アクリル用研磨剤で磨いたところです。う〜ん、立派だ、ケースが。「模型は普通だけどベースが立派、いつものパターンかも」と思った瞬間。 妻はこれを見て「ああいうケースが売ってるんだね〜」と言っていました。確かに売ってるけど、これは俺が作ったの。 これで、ヤマトの運搬が可能になりました。 |
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私が作ったケースの大きさは、 高さ130mm×幅108mm×長さ428mm タミヤの市販品の場合 高さ107mm×幅90mm×長さ427mm 市販のものより23mm高さがあります。ちょうど海面の高さくらい高くなっていますね。 市販のものでは多分入らなかったと思います。 |
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3ミリ幅アクリルサンデー 3850円 アクリル接着剤 520円 アクリル研磨剤 418円 アクリル専用カッター 375円 市販のもの(4200円)より経費はかかってしまいましたが、アクリル板はまだ余っていますし、今後は自分の好きなサイズのアクリルケースが作れるという点で収穫はあったと思います。 それと「これができるんなら、プラ板箱組くらいできるよな〜」と、普段やらないこともできそうな気になりました。 HGUCザクとの比較で、その大きさがわかっていただけるのではないかと思います。 |