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第16イエローサブマリン千葉店ホビーコンテストを終えて
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第16回大会の結果です。 これは、イエサブ千葉店とは全く関係なしに私がメモをとり、レポートをしているものです。
○総合大賞
・「戦場のメリークリスマス」(荒川眞さん) 29票
2大会連続の総合優勝おめでとうございます。
小スケールのジオラマということで、プロッす、プロ。
お知り合いになりたいわー。
○ガンプラ大型部門
・金賞 「HY2M MS-07B グフ」(HIDE-Oさん) 25票
・金賞 「MSM-07S ズゴック」(S-EIJIさん) 25票
・銅賞 「エクシア・サーティーン」(岸さん) 22票
一位はHIDE-Oさんの1/60グフ。ディティール追加やウエザリング等でHY2Mグフを迫力ある作品に仕上げてくれました。展示中もモノアイがLEDで光っていて、かっこよかったです。実はおっちゃー氏から「今回何が勝ちますかね〜?」なんて質問があり、私は「ガルマさんの百式いくんじゃねー、あと1/60グフはインパクトあった」みたいな話をしていました。結構票持っていった感があります。
二位はS-EIJIさんのMGズゴック。内部フレームをいかして、整備中の様子を再現。整備中のフュギュアが何体も配置してあり、単品でありながら、ディオラマ的要素のある展示でした。S-EIJIさん、何気に入賞を重ねている実力者です。
三位は岸さんのガンダムダブルオーから、エクシア・サーティーン。これは、エクシアのセブンソードを13本にして、装着方法をかっちょ良くしたものです。丁寧な作品で、ソードの装着方法の変更でシルエットがかわっていたのがよかったです。
○ガンプラ小型部門
・金賞 「フルチャージ」(RUN)17票
・金賞 「空気嫁(HGUCアッガイ 水中迷彩仕様)」(KYさん)17票
・銅賞 「ジム・バ・クゥエル」(おっちゃーさん) 14票
金賞は、私の「フルチャージ」と、KY(実はKZ)氏の「HGUCアッガイ水中迷彩仕様」でした。
私のフルチャージは、なんとなーく、事前の食いつきがよくなかったので不安だったのですが、金賞となりました。娘たちと一緒に作った作品だったので、娘に「一緒に作ったガンプラが一等だったよ」と話をしたら、娘二人が大喜びしていました。ですが、まだまだなところがある作品だったので、さらに、「文句なし」と言われる作品を出品したいと今思っています。
KZ氏のアッガイは、迷彩がきれいで、「これ欲しいよー」って感じのきれいな作品でした。塗装うめーなーやっぱり。本人、入賞したことにビックリしていましたが(笑)。
おっちゃー氏のジム・バ・クゥエルは、HGUCジムクゥエルの背中に、ケルベロスバクゥハウンドの背部ユニットがとりつけられているという、オリジナル作品。正直私は、その不思議な組み合わせに製作途中は、「え〜?」って感じだったのですが、塗装するとこれがいい感じだった。小型部門では、入賞するかな、と思っていたうちの1作品です。
○スケール部門
・金賞 「東部戦線異状なし」(岩野勉さん) 21票
・銀賞 「レインボーカフェ」(山中茂さん) 19票
・銅賞 「クロムウェル」(Mapleさん☆) 15票
金賞の岩野勉さんの作品は、タミヤのドイツ軍のセットをそのまま使用して(防寒服を着てる兵士がいて、寝そべってるドーベルマンが付いてるやつ)、雪のジオラマを再現。勉さんの場合、雪は石膏のみで表現されていました。
銀賞のレインボーカフェは、常連の山中茂さんの作品。車とか建物とか自作しちゃうカーモデラーです。
銅賞のクロムウェルは、1/48のキットを丁寧に作り上げた作品でした。
○ノンジャンル部門
・金賞 「タチコマ」(HALLさん) 23票
・銀賞 「エルガイムMKU」(たたみ☆ころしやさん) 16票
・銀賞 「エヴァ初号機」(まさろすさん) 16票
金賞のHALLさんの作品は、タチコマのキットをグロス仕上げ。クリアーを厚く噴いた後にコンパウンドで磨き上げた作品。技術も光っていました。
エルガイムマークUとエヴァ初号機は、もとキットがわかりませんので、どういじったのかわからん、ごめんなさい。
○課題部門 ケロロロボ部門
・金賞 「インフィニットギロロロボU&ケロロロボマークU」(RUN)23票
・銀賞 「アガガロボ」(YUYさん)20票
・銅賞 「ムウラ・クルル」(hirobrookさん)19票
金賞は、私の作品。正直、YUYさんのアガガロボがいいなぁと思っていたので、ちょっと申し訳ない気もする。技術的には普通のガンプラにかけるエネルギーと同等のエネルギーを注ぎ丁寧に作ったので入賞はうれしいっす。23票は結構いれてもらったと思うのでうれしいです。ギロロとケロロと2体セットというのが出品方法としてちょっとずるい気もするが、やはり両方ある程度つくりこまないといけないから、複数だせばいいというものでもないとは思っての出品でした。
銀賞のYUYさんのアガガロボは、ケロロロボとHGUCアッガイをミックスした作品。ガラスケースの上の天面に吸盤で貼り付いているという、すごい発想の作品でした。
銅賞のムウラ・クルルは、クルルロボに、(たぶん)HGガンバレルダガーの背部ユニットがついている作品。ミサイルが綿毛をつかって発射されていてかっこよかったです。
○ジュニア部門
・1/100 フォースインパルスガンダム (ユウキヤマモトさん)
○店長特別賞
特別賞は順位とは別にお店側でよいと判断した作品が選ばれています。
・店長特別賞 「1/100 カプリコタイプ」(五味慶さん)
・スタッフ賞 「MG Zガンダム」(公平さん)
五味慶さん、すごく実力をあげているような気がします。傾向としてやや暗い色づかいなので、そのあたりで、もう少し色味が明るくてもいいのかな、と思っています。
スタッフ賞のZガンダムは、ディティール等の追加によりかっちょよく仕上がっていた作品です。ver.2.0だったかな?
【後 記】
■出品数(カッコ内は大会数)
○総出品数は119(9)・82(10)・73(11)・73(12)・69(13)、80(14)・82(15)・86作品(16)
■各部門出品数(カッコ内は大会数)
○ガンプラ大型部門 23(14)・13(15)・24(16)
○ガンプラ小型部門 18(14)・20(15)・24(16)
○スケール部門 無(14)・18(15)・9(16)
○ノンジャンル部門 21(14)・20(15)・12(16)
○課題部門 14(16)
○ジュニア部門 4(14)・0(15)・3(16)
ガンプラ部門が数が出ていて激戦でした。
スケール部門が今回は少なかったですね。
■入賞作品以外で私が気になった作品
・ガルマさんの百式TYPE∞。この作品はイエサブ千葉店の店員さんもすごくほめてて、私もいいと思いました・・・が入賞ならず。実は某掲示板でこの作品が入賞してないことで「どんな作品が入賞したんだー!」と炎上してました。確かにすばらしい技術とクオリティの作品だったと思います。得票数は入賞者とわずかしか違わなかったんですよ。入賞者もすばらしい作品だったし、この作品もすばらしかったと私は思います。撮影したらモデルランナーにアップさせていただきますね。MG百式の背中にインフィニットジャスティスのリフターがついていたのですが、それぞれの工作技術なり塗装技術はよかったのだが、例えば、リフターも金で塗装しちゃうとか、百式本体にも何か「ドキッ」とする部分をいれるとか、もう一押しあるとよかったのではないかと思いました。おしい!っていうか入賞しなかったのが、ちょっともったいないぐらい。
・平徹夫さんのMGハイザック。プラ板でオリジナルモールドが追加してあり、塗装も重厚感があってよかったと思います。ハイザックつくりてー。
・切り込み隊長の1/144セイバーアッガイ。アッガイがセイバーガンダムのように飛行モードに変形するというすんごい作品。アピールポイントが背中に集中していたこともあり、その「変形」という要素がアピールしきれなかったのか、と思いました。この作品も撮影し、そのすごさはモデルランナーで紹介したいと思います。この作品もあとちょっとで入賞でした。
・ダイモンさんの1/144 HGUCヘイズルカスタム。実は小型部門銅賞に入賞している得票数だったのですが、イエサブの店員さんということで入賞対象からはずれました。丁寧に作ってある作品で好感がもてました。デカールワークがよかったです。
・高師さんの1/100MGディスティニーガンダム。デカールがたくさん貼ってあって好きです。
・九龍さんの1/100MG陸戦型ゲルググ。この作品を見て、私の陸戦魂に火がついています。俺もゲルググこんな風に作りたい!
・キリコさんの1/35スコープドックマークU。実は切り込み隊長がケロロロボと1/35スコープドックを組み合わせて作った作品。すんげーかっこよかった。
・小林さんの1/144ガンダムアストレア。おーオクトバーさんではないですか!ひさしぶりでうれしいー。うれしいよぉ、涙でそうだ!オクトバー作品が見れてよかった!撮影させてくれぃ。電撃ホビーマガジン付属の改造パーツを使った作品でした。オクトバーさんは他にもF2ザクを出品されていました。
■千葉軍団企画がひそかにあった!
千葉軍団の仲間でケロロロボマークUシリーズを分担して作り出品しました。後日、5体合体させようと思っています。お楽しみに!みんなで作るとプレッシャーがあるけどやる気がアップしました。
■思ったこと
○全体でやはり投票者数は40〜50名くらいなのではないかと思います。そういう中で、2人に一人くらいの人が選んでくれる作品ということでは、単に技術的にうまいだけではなく、アピールポイントがハッキリしている作品がいいのかなーと思います。よく言われることですが、技術的にはみな一定のところにあるわけだから、さらに、何か一味ある作品がよいのかなーと思います。
○私的には、いつも、作品出品するだけでホッとしているんです。2か月くらいかけて作った作品の運搬などは結構大変なのですが、やっと運んでみんなに見てもらえて、そこでホッとしています。入賞はうれしいですが、自分の中で「文句なし」と思えない部分もあり、「文句なし」と自分で思える作品を送り出していきたいと今思っています。
○常連さんが多いのですが、決して入賞する人が固定されているとかそういうことはないとは思うので、がんばって出して欲しいと思います。運もありますので、誰にも入賞の可能性があります。
○確かに、入賞するしない、というのはあるかもしれませんが、いい作品というのは、「誰かの心の琴線に触れる作品」「誰かの心を動かした作品」「何年かたってもあの作品はよかった」と覚えてもらえる作品。そういうものなのではないかと思います。先のワンフェスで、多くのガンプラモデラーさんとお話しましたが、私がその人の過去の作品のことをうれしそうに話すととても盛り上がりました。きっとそういう時が来ると、作品が喜ぶのではないかと思います。
○見せることが第一目的くらいでいいのではないかと私は思います。見せることをはじめから念頭に置いた作品づくりがいいと思います。
○勝負というのは、一時のものですが、いくつもコンテストだせば、そりゃ入賞しますって。でも、いくつものコンテスト出すことはあんまりよくないと私自身は思っています。ですから、入賞しなかったからといっても、これはこれで、次の作品作っていったらいいのではないかと私は思っています。
○次回は第17回大会ですね。私も、さらによい作品が送り出せるよう、文句なし、と言われるよう、攻めていきたいと思いますので、共に戦う皆さんよろしくお願いします!やっぱり大道のガンプラ大型部門で戦いたい。熱く戦おうぜぃ!
[RUN] (2008.03.04 UP)
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