第8回イエローサブマリン千葉店コンテストの結果です。 ○ガンプラ大型部門 大賞 GMジャグラー(GPM 切り込み隊長) 24票 入賞 ガンダムver.ka ホワイトデビル(coji-coji) 21票 入賞 ガンダムヘビーアームズver.ka(RUN) 21票 入賞 ストライクガンダムver.RF高機動型(おっちゃー) 19票 大賞のジムジャグラーは前回もハイメガゴックで入賞しているGPMの切り込み隊長さんの作品です。今回、私はこれが優勝かな、と思いましたがその通りになりました。300円のボールを4個も使った大変アイディア溢れる作品でした。近頃のガンプラの閉塞感を打破するような勢いのある作品だと思いました。 coji-cojiさんのホワイトデビルは、ガンダムver.kaを改修、彼らしい作風、塗装表現でした。特にポーズなどは大変見栄えがよかったし、全体的に派手目でした。 私は今回入賞させていただきました。半年近くかけて作った作品ではありますが、エッジの精度が低いとことかあったので、入賞など本当に考えてませんでしたので、ビックリです。ただ、他の人と違う作風のものを提示したかとは思いました。 おっちゃーさんのストライクですが、私も「いけてる」と思っていました。スジ彫りの精度の高さ、塗装表現などよかったです。もっとcoji-cojiさんみたいに派手目なポーズをとって、ポイントに細かく塗りわけしていくともっといけたかな、と私は思いました。 ○ガンプラ小型部門 大賞 HGUC GP‐01(中島健太) 24票 入賞 強襲ホワイトベース(グフ、ザク)(GPM 中垣勇) 16票 入賞 ヘイズルフルキャノン(日暮祐樹) 17票 入賞 ターゲット(ゴックのジオラマ風)(G2000Ksしょうい。) 16票 大賞のGP-01は、これまたスジ彫りの精度などが高くて大変清潔感のある作品でした。ちょっと目の周りの塗装が私は気になりましたが、結果はダントツの1位でした。 GPM中垣勇さんの作品ですが、僕はこれが優勝かな、と思っていたのですが、伸びたりず。マッチョなグフと、淡い色のザク、非常にいい作品です。ベースの一部にひび割れか、塗り漏れか白いものが見えましたが、ベースを重要視する私はそこが気になりました。リタッチしてやってください・・・と書いてみた。 ヘイズルフルキャノンですが、これもかなりいい作品です。電撃の付録のヘイズルをフル可動にして更にディティールUPした作品です。前回ギャンを出した方かな?私的にはお会いして直接お話したい作風でしたので、もしこれ見てたら御連絡ください(汗) ゴックですが、しょうい氏はキットの面出しと塗装が実に素晴らしい。ベースもなかなか感じが出ていました。俺としてはゴックが綺麗過ぎるのが気になりましたが、そういう作品だと言えば、そんなものかな、と。私のように模型にウェザリングいれる人少ないですよね、今。 ○お気楽部門 金賞 HGUCガンタンク(GPM涼宮遥LOVE) 21票 金賞 HGUCギャン(RUN) 19票 イエサブ側の都合で二人で金賞になりました。もっとも参加者3名中2人金賞(汗)。 こんな部門があるのですから、もっとみんなドンドン出せばいいのに、と思いました。誰かが俺の作品見て「お気楽じゃないよ、これ」と言ってました。お気楽の基準がわかりにくいので「簡単フィニッシュ部門」とかにすればいいのではないかと思います。今のところ次回もこの部門あるようです。 ○ノンジャンル部門 大賞 スコープドックU(HALL) 15票 メカ賞 アイアンフット(GPM 中垣勇) 12票 フュギュア賞 スーパーサイヤ人のゴクウ(GPM 松嶋伸) 9票 スコープドックUは完璧な塗装、完璧な加工。文句なしです。最近、いつもHALL氏は入賞ですが、イエサブはこういうのがあり得るんです。他のコンテストでは、「前回この人は大賞だったから」などというのがあるかもしれませんが、イエサブは投票で決まりますから。 GPMの中垣さんはこちらでも登場。上手い人は何作らせても上手いなぁ。中垣さんはGPMの中でもかなりの腕前と見た。 ○浦和賞←メーカーの方からリューターの商品あり 仁義無き戦い(ジムクエル改造の鎧ジム) (GPM 濱薫) 12票 クリティカルアタック(ソードストライクのジオラマ) (平徹夫) 14票 GPM濱さんの作品は私は投票数に注目でした。前回のカブトムシゴックもそうでしたが、かなり一般的なガンプラのMSVゾーンと違う作風のモビルスーツを作ってくるんです。どちらかと言うと原型師の技だと思うのです。技は一流だと思うのですが、票としては微妙に伸び悩んだようです。 ソードストライクのジオラマですが、これが実は俺のライバルでした。ジオラマは今回もあまり無かったのですが、これは結構いい感じに作ってあったと思います。 ○その他 店長特別賞 カプリチョ氏 ガンダムver.ka ジュニア賞 サンダーバード(10歳の子が作ったピンクの車) スタッフ賞 HGUCガンダム(UFO 25歳の女性だそうです) アイディア賞 ら教氏 サザビンラディン(げる氏のホタテマンを制して入賞 ある意味お笑い賞) 【後 記】 ■3つの模型サークル 習志野の模型店ハッピーを中心とする模型サークルのGPMの作品がかなり目立っていました。千葉軍団、G2000に加え、GPMと三つの模型サークルが出品したため、出品数は91作品と過去最大数でした。 ■HGUCデンドロビウム G2000のげる氏がHGUCデンドロビウム持ってきたのですが、配置に問題があったためか、票が伸びなかったです。俺はこれに特別賞をあげるべきだと思うのだが・・・どのくらい作りこんでいるのかわかりにくいのですが、あのサイズを塗装すること自体相当の苦難があったと思います。持ってくるのも体力勝負ですよね。俺はガン王とかに再出品してもらいたいなぁ・・・ 以前もふれたことがあるんですが、HGUCデンドロビウムは飾る場所がある人かどうかが問題だと思うのです、これ自宅の玄関とかに飾ったら凄くない? ■私が気になった作品 ・GPM中垣勇氏のRGM−79C (ミリタリー調の非常に工作、塗装ともにすばらしいと思いました。) ・零音氏のHGUCZガンダム (精度が非常に高い工作、塗装でした) GPMつっつー氏のRGM−79CM (ハッタリが聞いたシルエットがかっこよかった) KZ氏のソードストライクガンダム (塗装は完璧。今回は派手目なのが多かったので厳しかった?) ■ノンジャンルは実は宝の山 ノンジャンルには1分の1ライダーマスク、キン消しフル塗装、ドラゴンボールフル塗装、WTMのジオラマ、フュギュア、などなど素晴らしい作品が盛りだくさんでした。大変造形的に素晴らしいものも多く楽しませていただきました。俺もノンジャンルとか挑戦してみようかな・・・ ■うちの娘(2歳)の審査 うちの娘の審査では・・・ 1位 製作に2月かかったという歩行可能なウルトラマン(ダントツ一位!!) 2位 MGスーパーガンダム(見た目がカラフルだから?) 3位 カプリチョのガンダムver.ka(ポーズがよかった?) 4位 KZのソードストライク(キラがよかったらしい) 5位 スズキ氏のズゴック(こういうのがいいらしい、俺を飛ばすな娘よ) 6位 GPM三代川氏の連邦風ゴッグ(こういうのがいいらしい) 全部眺めさせてから、「どれがかっこいい?」と聞いた結果です。子どもは派手なのがいいんですよ。所詮ガンプラコンテストなんて選ぶ人が変われば審査もかわる。こんなもんです。俺は娘の審査ではスズキさんに負けてますね、ガクシ。 ■俺も外に出ないとな 正月にG2000の飲み会に出た時「RUNよ、外のコンテストに出るべき」という話がありました。イエサブばかりではなく、俺も外のコンテストに出してみて恥をかかねばなるまい、と思いました。具体的にいつ、どの作品で、とは言いませんが、そう思いました。だって、イエサブだから入賞するとか言われたくないもの。ただ、出すならコトブキヤとか負けても反省点がわかるところのコンテスト。運搬が大変そうだが。 ■いろいろかきましたが いろいろなことを書きましたが、イエサブのコンテストから得られる情報って凄く多いのです。大事なのは、入賞した作品よりあまり票がはいらなかった場合、何に問題があったか、ということを考えることもいいと思うのです。私のコメントは単なる「俺はこう思う」の情報ですので、まぁ、軽く聞いてやってください。票が多いものも単なる美人コンテストみたいなもので、審査するものが違えば違う結果になるのですから一つの参考として、ということだと思います。 いつもコンテストの準備ならびに、結果発表大変なのですが、イエサブの店員の皆さんありがとうございました。 (2004.03.02 RUN) |