モデラーズサミット2 「フルレポート 百花繚乱!」

 No.113 ミツタケさん[コジマ塾]の「バウンドドック タイプM“ガンプ”」19位(50票)
 [ミツタケさんコメント]
 小林誠先生版のバウンドドックをモチーフに「何も見ないで描きました」的な手法で自分のイメージをつくり造型しました。自重を支える鉄のフレームにFRP等の部品で構成。前回のモデサミに登場させていただいたGEOに続いて作ってみたかったモチーフを形にできて幸せです(^^)

 ミツタケさんのノンスケール“ガンプ”

 今回のモデラーズサミットでは、メガサイズガンダム、ザクが目立った。一つのキーワードとして大型化という言葉はあげてよいかと思う。
 ミツタケさんのガンプも非常に大きい。“なんでこのサイズになったのだろう?”と疑問に思ったが、推測ではあるが、よく考えたら僕と同じ理由なような気がする。発表の場としてモデラーズサミットというのは、この作品を発表するには絶好の場なのです。実物を見て、直接審査してもらえる、写真コンテストじゃ伝わらない迫力を生で伝えられる。

 僕は1枚目の写真がすごく気に入っています。造型美というのかな、この曲線の美しさに見とれてしまう。表面ディティールは少なめだが、塗装によるフィニッシュがとてもうまいのだろうと思いました。

 なお、ガンプとは小林誠さんが描いたバウンドドックの原型となった作品です。小さなガレージキットはよいものが多かったが、今は入手困難ですよね。

 素材に鉄のフレームと、FRP(繊維強化プラスチック、バイクのカウルなどに使う)が使われているが、もはやプラモデルを作る技術じゃないのが凄い。

 リトル・ガンプ(たみーさん撮影)。
 ステキぃ〜、かわいい〜、キュン。
 迫力あるビッグ・ガンプから、リトル・ガンプまで、その熱量がステキです。