モデラーズサミット2 「フルレポート 百花繚乱!」

 No.97 YASさん[G-striker]の1/100「ANGELS of GUNDAM」33位(34票)
 [YASさんコメント]
  過去作の1/100ウイングガンダムゼロと並べるガンダムデスサイズをいつか作りたいと思っていたモノを今回のモデサミの参加にあたり制作することにしました。

 昔考えていた頃は、ウイングゼロが天使なイメージなので、デザイン的に好みなTV版のアクティブクローク(=蝙蝠羽根)を、より悪魔的にするつもりだったのですが、モデサミに参加するなら、もっと派手でもイイだろう(笑)と、悪魔の翼・白黒の翼・天使の翼の6枚羽とし
 (堕)天使のイメージを持つ機体としてデスサイズを制作しました。

 翼はMGウイングゼロとHGデスサイズヘルの羽根を組み合わせ、ゼロとは違う形状になるよう、また塗装にこだわりました。段差が多い分、グラデーションに苦労しました。今回の一番の見せ場です。

 本体はMGガンダムデスサイズ・アーリータイプを素体に使用し、好みのプロポーションになるよう、かつ、HGデスサイズヘルのパーツを移植・プラ板等でトレースすることで、TV版の呪術的なイメージをとりこんでみました。

 流行の袖もそれに見合い、各所のポイントになるだろうとつけてみました。
 デザインを書いては没にしたり、0.3mmプラ板を切り貼りするのに苦労しました。

 ポーズにあわせて、また翼の広がりに負けないよう、大鎌も4pほど延長、ビーム部はプラ板の積層でキットの2倍ほどにサイズUPしています。

 会場ではデスサイズとウイングゼロを並べて展示しました。
 白黒の対比が良い感じになったと思いますがいかがでしょうか?

 YASさんの「堕天使」・・・あえて名前を付ければ、デスサイズでもなく、デスサイズヘルでもなく、「ガンダムサタン」。
 6枚羽が印象的です。天使にも悪魔にもなりきれない様子を羽の塗装で表現しているのが面白いですね。手足の模様がユニコーンガンダムに出てくる袖付きモビルスーツのようで、流行を取り入れているのも面白いと思いました。
  アーリータイプ(1/100 MGガンダムデスサイズ エンドレスワルツ版)に、1/100 HGデスサイズヘルのパーツを移植しているとのことですが、ヘルのパーツの意匠が強く出ているように思いました。
 1/100ウイングガンダムと並べて展示をイメージしたということですが、2体が離れていたので、そういった絵が撮影できなかったのが残念です。



 参考出品のLBX1品目は、
 「アドバンスド V−mode 発動Ver.アキレス」!
 キャンペーン商品だと完璧に勘違いしていたのですが、
 「きらきら工房」さんというところでメッキ加工をしてもらったようです。

 「きらきら工房」さんのサイトを見たところ、低価格でランナー単位で塗装してくれるそうですので、どんなキットでもこのクオリティになるという!おもしれぇなぁ。


 参考出品のLBX2品目は、「デクーカスタム」です。
 1/144 HGティエレン宇宙用のパーツを使用してカスタム機に。
 肩のシールドバインダーがポイントとのこと。
 こういうオリジナル改造の時は、ダークトーンの塗装だとまとまりますね。