つづきまして、作品紹介その2。 飲み屋の薄ら明かりの中で無理くり撮影したガンプラたちであります。 |
この作品も拳王さんのMGゲルググver2.0を使用した作品。超音波カッターで装甲をビィィーンと一気に切ったと言ってました。たしかに普通のカッターじゃこんな芸当はできないし、エッチングソーでも時間がかかりますよね〜。それにしても、すごい発想だ。 超音波カッターは、ずっとスイッチをいれっぱなしにしていると熱を持つらしいが、どのくらいの熱さなんだろう?みんなで買ってみる?でモデラーの必須アイテムにしてみる? |
sakuziさんのZZガンダム。百鬼夜行で高順位だった作品。すごくきれいで、私もFAZZは作ったのですが、苦労話を聞かせていただきました。「ここが大変だった」とかいう話は共感できました(私の作品とはぜんぜんクオリティが違いますが)。でも、sakuziさんはZZがこれで3つめの完成品だそうです。sakuziさんもMですね、ドMだ(笑)。「百鬼夜行がなかったら完成しなかった」と言ってました。 |
上原みゆきさんがプライベートで作成した宇宙用ゾック、「リック・ゾック」だそうです。洗濯ネットを使っての、光学迷彩(?)というか、斬新な迷彩模様がステキだし、みんなから注目を浴びていました。 ヴァーチェから持ってきた4つの追加ウエポンは磁石で着脱可能。ステキだー、ステキすぎるぅぅぅ!シャークマウスも三角のマスキングテープを貼りこんで再現、かっちょいいーー!腕や爪はアトハメをしたり塗分けたりとしたそうです。 |
上原みゆきさんのガンダムウエポンズの表紙になった「1/100 フルスクラッチ
ヅダ」です。ホワイトのラインはすべてウェーブのデカールを細かく貼ってあるそうです。貼ってからデザインナイフで切り落としたりしているところもあるそうですが、「クリアーを噴けばわからない」と言っていました。シールドの接続に小型磁石を使っているのですがグラインダーで磁石を削ったそうです、すごいことするなー、と感心。 上原さんから模型の作り方を私はよく教えてもらうんですが、それぞれ納得するのですが、自分の経験値が足りないというか。大胆になるところと繊細にすべきところの見極めがこういう作品を作り上げていくんだなーと感心しています。リック・ゾックも含めて、またちゃんとした環境で撮影させてください、と頼んでおきましたので、その時をお楽しみに。 |
センターですごんでいるのは、もんもんさんの「MG 1/100 シャア専用ザク」をいじっている最中の作品。腕部の幅増しの方法がすごい。「これしか思いつかなかった」って、この方法をやろうと思うことがすごい。作りかけを見てビンビン感じてしまうなぁ。 実は私が「最近、模型つくる時間もなくなったし、仕事や家族のことも考えると模型やめちゃおうかなー、と思うことがある。みんなすごい勢いで作品作ってるし。」と言ったら、「僕なんか1年に1個の完成なんですから、楽にいきましょうよ」と言ってもらえました。そうだよなー、ノンビリ、気長にいきましょう。もんもんさんの作品は、今まで見た作品は少ないですが、頭にこびりついている。数じゃないんだ、心に刻んでいける作品を作らねば。 このメンバーだと、takayo4さんあたりも来るのかなーと思っていたのですが、「作例で追い込み」とのことで欠席。う〜む、残念。takayo4さん、がんばってくださいね、電ホ買ってますよ〜(笑) 他にもいろいろ撮影させていただきましたが、やはり飲み会時の撮影環境ではきびしいものがあり、今回はこれまで。 私が、今回の飲み会で、いろんなモデラーから模型スピリットをわけていただいたように、皆さんにも模型スピリットが沸けば、本レポートの役目を果たしたのではないかと思います。[RUN] (2008.01.27 UP) ■追加のお話 先日、上原さんからホットナイフの使用感について教えてもらいました。 「切断面はホットナイフの切り口に似ている、ホットナイフとの違いは切り口の幅が狭いことと匂いと煙が少ないこと、小さいパーツを切っている時にパーツが熱を持つ(カッターそのものが熱を持つのではなく)。」 という話を聞きました。なるほど〜、なんとなくイメージはつかめてきたけど、こりゃ実際使ってみるしかないか。・・・次のボーナスで買います(笑) [RUN] (2008.02.01 UP) ■さらに追加のお話 Ksしょうい氏が超音波カッターを持っていたので、使わせていただきました。私なりに感じたことを整理して書き足します。 (1)プラに刃をあてる瞬間に「キーン」と特殊な高周波な音がでる。 (2)プラにまったく力をいれずに切断できる。 (3)切り口はホットナイフに似ていて、ちょっとだけ「ブニュ」っとしたのが出る。 (4)刃は熱を持っていないので左右に刃はぶれない。 (5)プラを切断している途中で横に動かそうとしても動かせない、ここがホットナイフとの大きな違い、しかし、途中でひねることはできるので、細工はできる。 (6)刃を横から触ってみると、小さな球体がたくさんまわって、片側は上に、片側は下に、何かを運んでいるような特殊な経験したことのない感触が刃から伝わってくる。(危険な行為なので、マネしたら駄目ですよ) と、持ってない人にはさらに謎を追加した形になってしまうかもしれない。みんなで使って、この特殊な道具を体感してみよう。 [RUN] (2008.03.09 UP) |