もしもしMSV 大オフ会 レポート

 今回思ったこと、考えたことなど、残します。


■「もしもしMSV」の企画が発表された時の話
 「もしもしMSV」が企画された当初は、「え〜、またイベント〜???」と思った。
 イベントは楽しそうだけど、締め切りとか、家族への迷惑とか考えると最初は進んで参加しよう、という気にはならないのだけど、やっぱり大きなイベントには「乗り遅れるなー」みたいなところがあって、結局参加することにしました。
 特に最初の予定では“東京で飲み会”という予定だったし。それが“名古屋で飲み会、しかも泊まり”ということで、家族からのブーイング度は高かったです。
 しかし、「言い出したら聞かない」という私の性格を理解している妻は早々にOKを出してくれました。まず、はじめに妻に感謝したいと思います。

■「もしもしMSV」にどの機体で参戦するか?
 参加モデラーは、主に主催者のn.bloodさんの“一本釣り”で集められたようです。参加機体もn.bloodさんが調整するといった形で進んでいたようです。
 私のところにも連絡が来て、最初は僕には「プロトタイプグフ」という発注がかかりましたが、「保留もOK」ということでしたので、「とりあえず保留させてもらって何か作ろう」と思っていました、だから僕の参加機体は「???」だったのです。
 最初は千葉軍団ガンダムウエポンズHGUCザクU編でおっちゃーが作る予定だったのに作っていないザクキャノンを作るべく、当時のマイブームのポリパテで作っていましたが、うまく出来ないでいたところ、コジマ大隊長のかっこいいザクキャノンや、おっちゃーのほとんど出来ている製作途中のザクキャノンを見たら相当モチベーションが下がりました。
 で、関東Ma.k.展示会が終わった11月上旬、「なんかネタないかなー」と思っていて、ガンダムメカ全集みたいなのをツラツラと眺めていて、「これだー」と思ったのが、「デザートタイプザクロンメルカスタム」でした。ネット上であんまり見かけないし、両肩と足をなんとかしたらなんとかなるだろー、みたいな。
 製作途中で常に意識したのは「設定画に似せる努力、あえてオミットはだめ」ということでした。結果として自分が今まで使っていない技術を多数習得できたことは、よかったのかな、と思っています。

■デザートザクロンメルカスタムの○×、反省点
 ○両肩のアーマーがごつくていい
 ○バキュームフォームに挑戦したのがいい
 ○チッピングなどのウエザリングがいい
 ×モノアイの色が中途半端
 ×モノアイの大きさが小さい
 ×ふくらはぎの艶がきちんと消えていない。
 ×もう少し肩があがっていたほうがかっこいい。
 ×汚しすぎ
 ×ジオラマじゃないのが残念。
 というのが、皆さんからいただいた主な意見でした。
 今後に役立てたいと思います。

■締め切りに間に合わない者続出
 話がそれましたが“一本釣り”で集められたことは光栄ですし、また参加モデラーのレベルも高いので、逆に多くの者が大きなプレッシャーの中で製作をしたため、半年以上の製作期間がありながらも製作期限に間に合わない者が続出したことは、ちょっと残念に思いました。
 事実、俺も11月下旬に妻が入院した時は兄さんに泣きをいれて「辞退するかもー」と電話しています。今回はパソコンも壊れたり、娘たちが風邪をひいてげーげーやってたり、一時期は相当まいってましたが、なんとか参加できてよかったです。

■作品は生で見るに限る
 現地で作品群を見た感想ですが、「もしもしMSV」用の新作として製作された機体はみんな気合が入っていました。みなパーツ流用や工作がうまい!学屋さんのガンキャノンUなんて、みんな感動!という感じです。皆さんの作品を撮影していますので、ギャラリーでゆっくり楽しんでいただければと思います。
 今まで知らなかったうまい人にたくさん会えてよかった。世の中にはスゲーやつがたくさんいる。それを知ったら、自分はまだまだ、まだまだ終われんよー、と思っちゃう。
 もう少しプラ板工作うまくなりたいなー。

■レポート方法がいつもと違ったわけ
 今回、私のレポートは完成が遅いほうになっちゃいましたね(汗)。
 みんな、早っ!(汗)。以前は他にイベントレポートするサイトとか少なかったので、モデルランナーのレポートコーナーも目新しいかと思ったのですが、みんなと同じくレポートするのだったら、レポートしなくてもいいんじゃないの?とも思ったりしました。
 最近は、ブログで自分のサイトが持ちやすくなって、参加者のほぼ全員がなんらかしら情報発信手段を持っていたし。(HPビルダーなどでサイトを作る人よりブログ派に移行する人も多いよね)
 しかし、最近、寄せられる声に「モデルランナーのレポートコーナーがいい」「百鬼夜行のことは元サイトが閉鎖したためモデルランナーが資料としてわかりやすい」という声があった・・・そうか・・・単に早くレポートすることも大事かもしれないが、一つの記録として残すことも大事かなーと思いました。
 ちょうど、150MB→1GへHP容量をアップしたことだし、今まで以上に充実した記録写真を残したいと思い、手間はかかりましたが、今まで以上のクオリティの写真を掲載することにしました。
 “現場の生生しさ”がなくなってしまったことはマイナス要因ですが、あの環境では模型の写真はとりにくいのがわかっていたので正解でした。

■遠方でも参加した訳
 東京からの参加者は、8名と人数が少なかったのですが、なかなか名古屋で泊まりの飲み会というのが抵抗もあったし、みんな社会的に忙しい時なので、しょうがないのかな、とも思いました。家族や両親の体調の都合で出れない人も多かったことでしょう。
 僕は模型を見に行くというより、「仲間に会いにいく」という考えで行くことにしました。もともと私はネットでの付き合いだけでなく、リアルな付き合いを重視しているので、家族に無理を行って行くことにしました。
 リアルな付き合いは今後も大事にしたいと思っていますので、今後も皆さん、お付き合いよろしくお願いしますね!
 俺も、名古屋の長瀬さんも、一時期は模型を触りにくい環境になったこともあったかもしれませんが、お互いにサイトを続けて運営し、お互いに交流を持ち続けたことで遠く離れていたが会うチャンスができました。こういうのって楽しいじゃない!!!

■模型コンテストじゃないがゆえの作品群
 今回は、模型コンテストじゃなかったので、ある意味気楽に作品を作り、そして参加することができました。ほぼ観光気分。こういった、オフ会用の作品づくりも肩の力が抜けて、素の自分を出せたのかもしれません。ちょっと肩の力を抜くと、また新しい自分の模型づくりに気づくのかもしれません。

■失敗したと思っていること
 今回、失敗したなーと思っていることがあります。
 あまりに写真撮影に集中していたせいか、みんなと話をする時間が短かった。千葉軍団の撮影会だと、話をしながら撮影して、作品づくりの裏話なんか聞きながら撮影するのですが、今回は、「話かけたら悪いかな」みたいな雰囲気を作ってしまったことは失敗でした。もっと気軽に話かけていただいてもよかったのですが、写真撮影するので手一杯でした。
 話足りない方がたくさんいますので、また、ネットでいろいろお話しましょう。顔は覚えたぜよ(笑)。顔を知ってると、お話していても楽しいんですよね。

■名札着用をお願いします
 次回会う時は、必ず名札付けてください。
 俺、今回、二度目以上会っているのに「はじめまして」と何人かに言っちゃったよー(滝汗)。口数の少ない人とかだと顔と名前が一致してないんですよね、ごめんね。
 上原さんや兄さんもその話をしていて、「名札にホームページ名と作品名が必須!」とか帰りに言ってました(笑)。顔憶えてなくても作品は忘れないのが我々モデラーだったりします。

 今回思ったことは、これくらい。
 これにてレポート提出完了!
 [RUN] (2007.01.23 UP)