G.P.M展示会レポート 濱薫さんの作品(HJ掲載作品)

 こちらでは、濱薫さんがホビージャパン誌上で「ガンプラLOVE」の作品として掲載された作品を御紹介します。

 「KONIG DIAS」ホビージャパン 2005年 10月号掲載。
 MGリックディアスからの改造作品。顔の中にSガンダムの顔が入っているのだが、こうやってみるとリックディアスに見える。誌面の解説文には「私にはこう見える」というようなことが書いてあった。ガンダムの名を冠する機体ならば、そういう解釈もあるのかもしれない。
 話がちょっとそれるが、人間の顔もみんな同じ顔なんだが、みる人によって違う顔になっているらしい。モビルスーツ(ガンプラ)も見る人によって違うイメージが浮かぶ。オリジナリティがあるというのは、新しいイメージが作れるかどうかなのかもしれない。

 「Schwan-Gar(シュヴァーン・ガー)」ホビージャパン 2005年10月号掲載。
 MGキュベレイを改造。AMXとAMSの中間くらいに位置し、白鳥のような優雅なシルエットと巨大魚のような凶悪なシルエットを持つ量産型MS。ナイチンゲールの両脇に構える機体。濱薫さんの作品で特徴的なのは、「設定」「イメージ」これをしっかり持っているところだと私は思っています。
 ディティールよりも全体のフォルムを特徴づけているため、本当に優美なシルエットです。カラーリングは「グレーを吹くときは、ブシューっと吹かずに、細吹きでグルグルと渦を描くように塗っている」とのこと。塗装表現も自分が持っている技術だけでなく、いろんな技術に挑戦してみたい。

■「ガンプラLOVE」って、いい意味で、ちょっと肩の力を抜いたオラザク選手権という感じがします。フュギュアスケートのエキシビジョンってあるじゃない?そんな風にリラックスして楽しくやっている雰囲気を私は持ちます。あのコーナーに参加するライターさんを見ていると楽しんでいる人が勝ちのような気がします。
 余談ですが、このコーナーで私が特に注目しているライターさんは濱薫さんとセイラマスオさんですが、セイラマスオさんもすげーっす。