電撃ガンプラ王決定戦2005東京大会 その2

 タン・テック・ウィーさんの「ビヒモス」(コング風のドム)
 「REPAIR(修理)」(MGザクUのジオラマ)
 HGUCジオ 東京大会審査員特別賞
 ざくさん氏の 1/60 F91 東京大会2位
 YK2さんのジムカスタム

 タン・テック・ウィーさんのコング風のドム、アイアンコングという感じです。
 改造センス、色のセンスともに良く、オリジナル作品としてはかなりのクオリティだと思います。
 ビネットということであれば、もっとベースを大きくして、せっかくの巨大ハンドで敵の機体を地面に押し付けるような描写とかだと大きな手の迫力がでたし、さらにアピールできたと思います。


 「REPAIR(修理)」、MGザクUのジオラマです。
 細かく精巧に作られたジオラマです。
 丁寧さが感じられ、逆にそこが迫力を抑えてしまったかもしれません。
 実際の自動車工場に行くと部品や工具がたくさん置いてあるので、そういう「ゴチャゴチャ」っとした部分や、一部を他のMGのフレームを使って作業中の感じを色濃くするとよかったと思います。ジオラマの場合は、足し算が中心なのでいろいろ「盛って」いくといいと思います。


 HGUCジオ 東京大会審査員特別賞
 眼を引くオーラがありました。隠し腕はMGのGガン系のフレームを使っているようです。色味やディティールアップセンス、お手本にしたいです。


 ざくさん氏の「1/60 F91」東京大会2位
 どこかで見たことのある方と思い、声をかけてみたところ、ざくさん氏でした。「試行錯誤」というHPをやっていた方だったと思います。過去のガン王の大会で何度か入賞されています。ガン王は過去に入賞してるかどうかというのは、あまり影響なく、よい作品にはちゃんと賞が入るようです。
 やはりフェイスをνガンダムから持ってきているので印象が非常にいい。全体にわたって徹底的に手が入っているように見えます。迫力がありました。
 奥様と一緒に御来場されていて、我が家の妻を思い出しました(汗)。ガンプラのイベントに一緒に来てくれる奥様は貴重ですよ!


 YK2さんのMGジムカスタム。
 ダッグ・エッグ・グリーンという渋い色の選択で落ち着いた仕上がりでした。私的にはクリーンヒット。タイトルプレートの付け方は単品模型出品時の参考になります。
 名のある方だと思い電撃ホビーマガジンを見返してみたら、2003年のガン王シニア部門(プロ部門じゃないほう)で1位の方だと思います。やっぱり上手い人だ!ピンボケですが、どうしても掲載したかった作品です。
 カトキガンダム風のスジ彫りがきれいです。この作品のようにスジ彫りする場合も全くオリジナルでなくて、ちゃんとしたデザイナーが考えたラインを彫っていくとかっこよくなると思います。