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大好きなグフカスタムを製作。以前にも同じことを書いたような・・・。 前につくった大角基夫風グフカスタムと2体同時に製作したものです。 よって、工作等は基本的に同じことをしています。 ■工作 基本は素組ですが各所ちまちまと加工してあります。 全体としてはスジ彫りの彫りなおし、リベットの打ち直し、エッジ立てに気を使い作業しています。 頭部はモノアイスリットを若干細く見えるようにし、排気ダクトの大型化、内部はエバグリのぷら板で。動力パイプ基部にブラスパイプを埋め込んで隙をなくしてあります。モノアイはHアイズ。 胴体はやはり動力パイプ基部にブラスパイプ。後はノーマルです。 腕はショルダーアーマーの縁を薄く削っています。これによりアーマー内部がモロ見えになってしまうので一段奥まった所にメカっぽく作ったやつを貼り込んで見えなくしてあります。 肘は巨大なマイナスモールドの周りの削りこみをして立体感をもたせてあります。 手はハイマニグフカス用。 脚部はそのまま。 武装はガトリングGUNの内蔵式ベルト給弾をあえて廃止し、見栄え優先でDOLL用のベルト給弾に変えてあります。口径と弾丸の大きさが合わないのは娯愛嬌。 後はヒートサーベルを研いだぐらいです。 ■塗装 黒下地にガンダムカラーグフカス用でグラデ。 関節はパール、武装類はグレー系の混色。 ■おわりに MGグフを作って4機目になりますが、また機会があったら製作したいです。 というか、そのうちまた作るでしょう!グフ好きKZでした。 |
2002年のアトリエ彩大賞を受賞したグフカスタムです。彼にとってはこの作品は“普通”に作っただけです、マジで。彼にとってはこれが標準なんです。 僕は思うんですけど、あるコンテストで急に上手くなったりしません。ある程度の作品を作れる人は水準が安定してるんですよね、いい位置で。 KZ氏のコメントが短めなので、私が補足しますと、KZ氏は動力パイプも一本ずつ丁寧にグラデーションをかけています。そしてプラモデルをとても大事にします。運搬はアタッシュケースで厳重に梱包されて運んでいます。模型に対する丁寧さの考えが一段違います。KZ氏とガンプラの話をするのはとても楽しいのですが、模型を楽しんで作ってますよね、KZ氏は。 それとベースブラックなどから、色を立ち上げる時は、全体の色調を合わせるのが大変ですが、KZ作品はいつも調和がとれていていいですよね。 ちなみに私の場合は、模型には「やわらかさ」と「荒荒しさ」を求めています。彼の作品に私が感じるのは「繊細さ」です。モデルランナーにはたくさんのモデラーがいますが、それぞれに作者の気風があるのが、そろそろ見てとれるんじゃないかな。[RUN] (2003.03.21 UP) KZ氏のグフカスタム、コメントを修整しました。 なぜかモデルランナーのMG作品にはKZのグフしかない。 もっと人気がありそうだが。[RUN] (2005.01.01 コメント修整) |