デクーカスタム

製作・文 ：KOBA. 使用キット ：1/1 LBX デクー 第23回イエローサブマリン千葉店ホビーコンテスト LBX部門出品（2011.8月）  ■製作コメント ○頭： 　キットをベースにエポパテで形を出し、光硬化パテで面を整えて足りない個所をプラ板でディテールを追加しました。正面はスコープドックをイメージしてターレット状のパーツを作りました（市販のプラパーツを使用、主にバーニア関係を流用）くるくる動きます。 　レンズは内部にメタリックシールを貼り込み、その上からレンズ状のパーツを貼りました。トサカのパーツは2mm、0.5mmのプラ板を貼り合わせてからやすりで形を出します、基部はエポパテで新規に作りあげました。後頭部は後ハメの際、合わせ目が目立つのでエポパテでパーツを作りました。 ○胴体： 　パテでヒケ処理と傷の処理を行い、フック状のパーツを貼り込んでいます。リアアーマーに当たるパーツにはアーマードコアのあまり部品を付けてみました、アクセントになったでしょうか？ ○腕部： 　キットをベースにイメージはイフリート改をイメージして富士一号（金属パーツ）を肩に仕込んでいます。 　フック状のパーツはコトブキヤのパーツを付けました。ガトリングを構えるときの手はキットの物を使用、サブマシンガンを構えるときはコトブキヤハンドユニット角指に変えられます。 　接近戦には同じくコトブキヤ製のハンドユニット丸指を使用しています。左右についているシールドはネオジム磁石を仕込んでいるので取り外しができ、ポーズも付けやすくなっています。 ○脚部： 　右足のひざ当てにフック状のパーツを付けました。つま先はバランスをとるためとアクセントを付けるために作りました。かかとはローラーダッシュ？と仮想して仕込んでみました。 ○バックパック： 　HGUCパワードジムのパーツをベースに作りました。左右の武器はコトブキヤMSGミサイルランチャー、バズーカを使用しています。バズーカ砲は１０mmほど延長しマガジンにあたるパーツはHGUCパワードジムのバズーカを移植しました。取り付け基部はプラ板とプラ材でスクラッチしています。ちなみに上下に稼働します。 ○武器： 　コトブキヤMSGガトリングをそのまま使用しています。六角ボルト類が甘いのですべて削り落し市販の六角ボルトに変更してメリハリを付けています。エッジも甘いところがあったのですべてシャープに成形しています。ゼンマイでの可動は良好です。 　コトブキヤMSGサブマシンガンはヒケ処理を重点的に仕上げたのみです。斧はザクウォーリアのヒートホークをベースにグリップ部分は簡易旋盤で新規に作っています。 ■塗装 青→ガイアノーツ製ホワイトサフに青を足したブルーサフで下地を作ってからクレオス製コバルトブルー＋インディブルーで塗装。 赤→ガイアノーツ製ホワイトサフに赤を足したピンクサフで下地を作ってからガイアノーツ製ブライトレッド＋プレミアムレッド→乾燥後プレミアムレッドを吹いています。 紺→ガイアノーツ製サフグレーで下地を作ってから、クレオス製ネイビーブルーで塗装。 武器関係のグレーはクレオス製ブラックグレー、グレーグリーン、ニュートラルグレー、ダークグリーンで塗装しています。 最後にウェーブ製HG艶消しを全体に吹いています。 ■最後に 　ガンプラ以外でここまで作ったのは本当に久しぶり、新鮮な気持ちと初めて模型（プラモデル）を作ったときの「わくわく感」を思い出しました。模型工作では面の処理やエッジの処理など精度を求めるスタイルが基本になっていると思いますが、遊び心満載で作品を作るのも模型の楽しさなのではないかと再認識しました。今回のコンペに参加することで自分自信を見つめ直すいいきっかけにになりました。 　次回のコンテストではガンダム以外の作品を作ろうかなぁ〜