E.F.S.F ATTACK USE VARIABLE MOBILE SUIT
RGZ-91 Re-GZ

製作・文 :HIDE‐O
使用キット :MG リガズィ
第5回イエローサブマリン千葉店ホビーコンテスト出品

【はじめに】
 MGの中では、キットの出来に評価の低いリガズィですが、私はそれほど酷くないと思っており結構好きです。ということで電撃ホビーマガジンの作例を参考にさせていただきながら、ストレートに組みました。

【製作ポイント】
 腕部作成時に、そのまま組み立ててしまうと、塗装時にマスキングが必要になってしまいますので、パーティングラインに斜めに軽くヤスリをあてパネルライン風に処理しました。
 これで継ぎ目消しもいらずかつ塗装後の組み立てが可能になります。

またコクピットのアムロ・レイも若干手直しし、いかにも操作レバーを持ってる風にしました。
 

 腰部フロントアーマーにはコトブキヤのバーニアパーツを追加。
 脚部バーニアはフチをデザインナイフでカリカリと削り薄くしました。

【塗装】
 ガンダムカラーフル活用です。
 ホワイト部分の青味が強いと感じたので、ホワイトを足して薄めています。
 また各色とも面の中心部分には更にホワイトを追加したものを吹いております。黄色部以外の全体にベースグレーを吹いています。
○関節部・・・黒鉄色をベタ塗り後、焼鉄色を適当に吹いています。
○胸部等・・・ガンダムカラー「リガズィ」色のブルー13+ホワイト少量
○脚部等・・・ガンダムカラー「リガズィ」ホワイト7+ホワイト少し多め
○赤部分・・・ガンダムカラー「リガズィ」レッド1+ホワイト少量
○黄色部・・・ホワイトを全体に吹いた後、オレンジイエロー
○バーニア部・・シルバーを全体に吹いた後、クリアーイエロー+クリアーオレンジ

【感想】
 雑誌で紹介されていた空気遠近法という塗装に挑戦する、ということで、やってみましたが中々楽しかったです。
 実は最後の最後のつや消しトップコートを、スプレーしたところ白くなってしまい、血の気が引いてしまいました。
 1500番程度のペーパーで丁寧に削った後、コンパウンドをかけましたら目立たない程度まで回復しました。


 中のパイロットまで作ってあるとは、まさに作例チックな感じです。
 二の腕部分にパネルライン風処理をしていますが、この方法は他のMGやHGUCにも使える技ですね。
 この作品を見て、私もリガズィを作ってみたくなりました。(RUN)