アルフォンス

製作 :たたみ☆ころしや
使用キット :1/35 MG ザブングル
第18回イエローサブマリン千葉店ホビーコンテスト出品

  「コンディショングリーン」笠原弘子 ※音がでますのでご注意を
 

■たたみ☆ころしやさんのアルフォンス
 パイロットまで丁寧に塗装されているのがいいですね。
 ブロッケン(ドイツ製の軍事用レイバー)が欲しかったなぁ。

■機動警察パトレイバー
 急増するレイバー犯罪のために警視庁に特設された組織「特科車両二課中隊」、通称「特車二課」。この特車二課の中に新たに編成された「第二小隊」が、この新型レイバー“イングラム”を扱うことになる。

 あまりメロドラマチックな展開はなく、どちらかと言えば、地方公務員の悲哀だとか、産業スパイだとか、セミリアリティな物語展開である。

■1/35 イングラム
 この1/35イングラムの場合、1/35というスケール上、AFV等ミリタリー分野のアイテムが使いやすい。逆にいうとガンプラのようなハッタリディティールがしにくく、リアリティを追求するような方向性のディティールアップとなるため、適当に作りたい僕としては、若干そこに息苦しさを感じてしまう。

■グロスインジェクション
 また、余談ではあるが、同シリーズの1/35MGグリフォンの黒い成型色は、硬質プラスチックが使われている。バンダイのエウレカセブンシリーズや、コードギアスシリーズなどに使われているし、ガンプラの場合にも使われていて、それはバンダイでは「グロスインジェクション」といわれてる。
 この系統のプラモデルは、あまりおすすめしない。なぜなら、「パキッ」とプラスチックが割れる傾向にある。普通のプラモデルが持つ特有のやわらかさが存在しないため、加工しにくいのだ。何事にも柔軟性が必要である。
 バンダイにはグロスインジェクションの輝きを持ち、柔軟性のあるプラスチックを開発してほしいという無視なお願いをしておきます。
 [RUN](2012.05.03 UP)