エルガイムマーク2

製作 :たたみ☆ころしや
使用キット :1/100 3R エルガイムマーク2
第16回イエローサブマリン千葉店ホビーコンテスト出品

 重戦機エルガイム OP Full 『風のノー・リプライ』 鮎川麻弥 ※音がでますよ
 

■風のノー・リプライ
 たたみ☆ころしやさんの作品に、エルガイムの後半OPである「風のノー・リプライ」を重ねてみました。

■R3(リアルロボットレボリューション)シリーズ
 サンライズ製作のアニメに登場する所謂『リアルロボット』を精巧に再現したプラモデルシリーズ、発売元はバンダイ。マスターグレードを始めとしたガンプラで蓄積された技術を生かして開発されており、可動範囲やディテールなどが細かく再現されている。

 ラインナップは4作品で、このエルガイムマーク2は第2弾の作品である。
 @1/48 レイズナー(2006年9月)4000円
 A1/100 エルガイムMk-II (2007年2月) 5500円
 B1/48 ニューレイズナー (2007年3月) 4000円(レイズナーの一部金型変更)
 C1/100 ウォーカー・ギャリア (2008年4月) 6000円

 当初は、「バイファム」や「ドラグナー」も発売される見込みではあったが、結果的には発売されずじまいだった。なぜにレイズナーが第1弾に選ばれたのか、RUN的には華華疑問である。
 尻すぼみになっても、売れる、人気の高いロボットを選択するべきだったのではないだろうか。

 また、このR3シリーズの流れと逆行するように、我々アラウンド40(40歳前後のモデラー)は、少しずつ模型から離れていってたようにも思える。これは、40歳にもなると社会的な責任が大きくなってきて、「模型作っている場合じゃない」という人が増えてしまったのではないかと僕は思っている。金額的にもこのような高額キットは、売るほうも買うほうもリスクが高く、ハイリスクハイリターン、今の世の中、そういうことは求めていないように思える。だから、ダンボール戦機とかお気楽に作れるキットのほうが売れるのではないだろうか。

 「リアルロボット革命」ということで『革命を起こす』という気持ちでスタートしたのではあるが、今となっては、その革命があったその存在すら忘れられてしまいそうなシリーズではある。

 僕は購入していないが、モデルグラフィックス誌等の後ろ盾などもあり、なんとかウォーカーギャリアが発売されたことについては喜ばしいことではあったと思っています。
 [RUN](2012.05.03 UP)