E.F.S.FPROTOTYPEMULTIPURPOSEMOBILESUIT
RX-78GP01Fb GUNDAMGP01Fb

製作・文 :切り込み隊長(G.P.M)
使用キット :1/100 MG ガンダムGP01フルバーニアン(ゼフィランサス)
2005ホビーセンターサトウ模型コンテスト入賞
モデラーズカップ2005プラモデルコンテスト プラモネット賞選出

■1/100 GP01フルバーニアン
 フルバーニアンはMG初期のキットで間接がヘタリ易いですがプロポーションは良好、カッコ良いです。一つだけ気になるところはフルバーニアン用ソールパーツです。アレを付けたとたんショボーンです。フルバーニアン発売前後に発行された「バンダイ・プラスチックモデルカタログ97〜98」では表紙に起用されるも、問題のつま先はMG量産型ゲルググで隠されているw 表紙に出せないほどならば直せば良いのにと思います。試しにソールパーツを付けないで組んでみると全然問題無い、いいじゃんこれで!つーことで無かった事に。
 ほほのダクトは裏側から削って開口、エバーグリーンのモールド入りプラバンを貼っている。肩アーマーは前後にMGキャンペーンでもらったシールを貼りコンディションの良い後面を前側にもってきている。

■塗 装
 フルバーニアンは青が多いです、ひと目でフルバーニアンと解ってしまい、他の人の作品に埋もれてしまうので、小さな抵抗として肩を白にしました。
 シールドのグレーはカトキハジメイラストを参考にしました。1部にグラスチューブを使っています。


■肩を白で仕上げるという配色は面白い。マーキングも適度な分量でシャープなガンダム像に仕上がっています。配色を少し変えるだけでかなり印象が変わるという良い例です。 [川口克己](モデラーズカップ2005プラモネット部門コメントより)

■肩のアーマーがホワイトにあるだけでフルバーニアンのイメージががらりと変わりますね。デカールを張るポイントも非常にしっかりしています。
 [大久保:バンダイガンプラプロモーション担当]
 (モデラーズカップ2005プラモネット部門コメントより)

■配色の変更とデカール表現だけでも十分魅せるものに仕上がるんだな〜と、あらためて感じる一品。以前作ったものをコンテスト用にリペイントするなどして仕上げたものだということでした。[RUN](2006/06/17 UP)

■切り込み隊長からコメントをいただきました。切り込み隊長は「コンテスト的な見栄え」というのを実によく知っています。私とイエサブコンのコンテスト後にいろいろ話をするんですが、「こうするとよくなる」というのがすごく的確でいつも感心しています。模型コンテストで大事なことは“なんかひっかかる作品”になれるかどうかだと思います。[RUN](2006/09/26 コメントUP)