B・スコーピオンは地球連邦軍ジャブロー基地周辺警護に配属された機体。
低コストで量産化に成功したRGM-79ジムであるが広大なジャブロー基地を護るだけの数には到らなかった。そこでルナツー基地でロールアウトされたばかりのRB-79ボールを地上におろし、ジャブロー基地で改良が施された。 ジェネレーター出力もGMタイプより小さい為、夜間警護で敵に発見される前に撃破出来るというメリットがある。 密林内移動の妨げになる砲身はショートタイプに換装、フレームは宇宙用ボールとは異なり軽量材質、肉抜きで軽量化をはかっている。 後方のウエポンコンテナにはミサイルポット、キャノン砲を装備されており、この部分が毒針のように強力である事、地面をはう様にして移動する所からスコーピオンと名ずけられた。 元戦車乗りはGMタイプよりもB・スコーピオンの方を好み、人気があった。 1小隊3機編成で、作戦内容によってはGMタイプも行動を共にする事がありウエポンコンテナ内の武器はB・スコーピオンが使うのでは無くGMタイプが使用する。 4本足が基本だが中には6本足の機体も確認されており、それが正規の生産ラインの機体なのか現地整備班のカスタム機なのかは定かでわない。 「サンライズ公式の設定のものではありません」 |
またしても変な物を作ってしまった! いや、自分的にはカッコいいを集めた物なので「どーだー」って感じなんです。 そもそもコレを作ったのはGPM企画第4弾「コレで何か作る!」で今回はMGボールだったのです。 ひねくれ者の私は宇宙用ボールは地上用に、特徴的な長い砲身は短く、で!どうやって移動するかキャタピラ、ホバー、4本足、悩んだあげく表情が付け易い4本足に決定! 当初はパトレイバーに出てくる6本足レイバー(8本足かな?)のような物をイメージしてファントムレイバーの足を2体分使って作ろうとファントムのプラモを探したのですが1体しか買えず断念。なにげに千葉イエサブを物色していたら、MGボールのマニュピレーター1式が630円で売っているじゃーないですか! 即買いして、早速前後、腕を4本つけてみる・・・なんか面白く無い、切り刻んでX型にしてみると、コレコレ!重力を感じるように少し上に向けて付ける、空いたすき間はエポパテで布のようにシワをつけます、コツとしてパテが乾燥する前にスパチュラや調色スティック等でつついて形を整えると後が楽です。シワはスーパーのチラシとかのモデルさんの服を参考にすると自然になると思います、私はまだまだ修業中。 この頃にはレイバーじゃーなくて攻殻機動隊のタチコマみたいになってきて悪乗りで前方にバルカン、後方に陸ガンのコンテナをリベットで付いているように見せています。 コンテナの中にはハセガワマクロス、ウエポンセットのミサイルポット、後面のバンパーは1/60ストライクの肩フレーム、テールランプとバックランプはHアイズ、自衛隊車両みたいでしょ? 両脇のキャノン砲は1/100ハイザックのバックパック+アルミパイプ、中にポリキャプ入りで可動する、コンテナ内の武器はORE‐GUNです。 頭の上の長い砲身は、使わず、そのへんに転がっていたバーニアーを接着して短くしている。 オフセットしてある赤外線スコープのような物はユージン製、忍者の十手??電池が入っていてスイッチも付いているスグレ物。 頭の両脇に付いているスモークディスチャージャーとハッチは京商のラジコン戦車のディテールUPパーツ(こんな物もたまには買うのです)をペタペタとはっています。その下のバーニアーはドロ等の異物が入らないように、シャッター状のカバーを設けています。 コクピットハッチは普通に開くのでは面白く無いのでハッチの周りの外装を可能な限り接着、イメージ的にはスーパーカーのランボルギーニ・ミウラが、ガバーっと開くエンジンルームみたいのにしたかったのです。時間があったら、こんだけ開く理由として小さいマニュピレーターが収納式だったらタチコマ化計画が完成するのになぁ〜まぁ今回は無しで・・・ 前足のヒザにはコマンドアストレイを作った時にあまった1/100アストレイのヒザアーマーが付いています、エコロジーなのです、環境にやさしいのです。 |
塗装は「ハウ・トゥ・ビルドガンダム2」掲載の小田雅弘氏製作「侵攻!特殊部隊」のザクがイメージソース。緑系迷彩に黒を効果的にからませ、カッコいいので私もマネしちゃいます。 ウエザリングは以前1日シードコンで作ったウオーカースーツで、“とのこ”がとてもイイ感じに使えました、ですがあの時はサンドイエローに、とのこを塗った為、あまり目立たなかったので、今回は1番汚れるであろう足は黒で塗装、モールドも多いので塗っていて楽しいです、今回は大成功、同じ鉄は踏まないのです。 とのこの他にもエナメル塗料をしゃぶしゃぶにして塗ったくっています、いつもより大胆に、あと足には木とかでスレた傷をケガキ針で付けてます。それらのせいでしょうか、RUNさんに「作風変えました?」って聞かれました、気が付いてくれて、ありがとう。自分の作品にこんな感じの物も、あったにはあったのですが、RUNさんの作風にひっぱられたのでは?と自己分析。 外装の内側は戦車の内部が暗いために明るい塗装で整備性をあげてるという事で、少し明るい緑を塗りました、でも、もう少し明るい緑の方がよかったなぁ。 デカールはスコーピオンと名ずけたあとに、サソリのデカールないかなーって自分のデカール箱を漁って見るとありました、タミヤ製戦車用デカール(デカール単品で売っている物)の中に、うれしー。 オレンジ・ボス氏に「これコマンドアストレイの仲間?」と聞かれました、が違います本当はミサイルポットのミサイルは赤く塗りたかったのですがコマンドアストレイとカブると思い泣く泣く黄色にしました。また時間が有ったら話なんですが、本来この作品はジャングルのジオラマを作り、手前に1/100、奥に1/250 B・スコーピオンを2体配置しようとしていたのですが残念です、今は製作途中の1/250 B・スコーピオンが転がっています、な〜む〜。 |
■増設展示 →ライトの点灯がよくわかる写真 →下部から撮影したちょっと不思議な写真 →コンテナ内部の展開状態 ■第10回イエサブコンで見事3連覇を果たしたGPM切り込み隊長のB・スコーピオン。 派手な作品が並ぶ中、パッと見の印象は地味なところもあったので、「今回の優勝は別に行くかな?」とも思ったのですが、結局私も投票していて、見事1位。 さらに驚いたのは、この作品は1枚目の写真の状態で展示されていて、発光ギミックやハッチ展開ギミックなど「コンテスト向きでないところ」は封印した状態で1位。文句なしです。 全体の情報のまとめ方や流用パーツの使い方がうまい。BB戦士のパーフェクトガンダムのパーツなんかも使われているんですよ、わかるかな? 撮影はGPM切り込み隊長と一緒にやるんですが、撮影中も楽しくお話しながら撮影しました。いい作品というのは、作者自身の作品にかけた思い出がいくつもいくつも語られることが多い。逆に「踏み込みの浅い作品」は、すぐに話が終ってしまう。このあたりによい作品づくりに必要な何かがあるのかもしれない。 この作品は、バンダイホビー事業部が主催するモデラーズ・カップにイエサブ千葉店から「ホビージャパン賞作品」ということで応募したところ優秀作品に選ばれています。 第10回のイエサブ千葉コン入賞者6名を「プラモネット賞」「電撃ホビーマガジン賞」「HJ賞」に2作品ずつ振り分けてイエサブ千葉から応募することに最初から決まっていました。 今回、その6名分の作品をすべて私が写真撮影しました。だからホビージャパン2005年10月号98ページに掲載されているB・スコーピオンは私が撮影したものが使われているようです。 だいたい1作品50〜100枚くらい撮影するんですが、3枚しか申し込み用紙に貼れないんですよ〜(泣)。そういう場合、インパクトの強い作品が有利なので、僕はその時点で「(ソードバクミティに続き)、あっ、これ入っちゃうかも」と思っていました。 [RUN] (2005.08.27 UP) ○コノ発想、コノデザイン!!芸コマ、塗装のキレイさ!マジスゲーっす! カンドーしましたよぉ、コレわっ!!p(>▽<)q""[BAD−U3] (2005/08/28) |