PLAMO KYOSHIRO CUSTOMIZE MOBILE SUIT
PF-78-1 PERFECT GUNDAM

製作・文 :切り込み隊長(G.P.M)
使用キット :HGUCガンダム パーフェクトガンダム(旧キット)
ポストホビー津田沼店コンテスト出品

 このパーフェクトガンダムはポストホビー津田沼店のコンテストに出品した作品。
 審査員だったヒゲのプラモ怪人こと小沢勝三氏が「世界で1番最初にパーフェクトガンダムを作った男」という題でコメントを頂きました(感激!)

■パーフェクトガンダムの製作■
 胸のアーマーは前面のみ被せるタイプ。
 黄色パーツは0.5oプラ板の箱組み。
 エネルギーパイプはグラスチューブにハンダ線を通し、
 ブラスパイプMAX(SS)の3重構造。
 黒いソールパーツは1/144フルアーマーガンダムを改造。
 スネ内側の黄色いパーツは切り取り裏から少しだけ出して接着、この工作は黄色の面積を減らす狙いがあります、逆に外側の黄色いブロックは0.5oプラ板で囲い大きく見せています。

■ノーマルガンダム■
 ビームライフルはBクラブのVer.kaのビームライフル

■塗装■
 パーフェクトガンダムとノーマルガンダムのブルーは色味を変えてあります。
 ただでさえ派手なパーフェクトガンダムなので落ち着いたブルーにしました。
 腰のエネルギータンクは本来黄色1色なのですが、ここは白で控えめに黄色いシールで味を付けます。


 ちゃんとアーマーが脱着できるところがすごい。
 旧キットとの合体を感じさせないまとまり感がいい。

 この作品とは縁遠い私の話ですが、小学生の時に私より学年が下の子(たしか小5くらいの子)が、我が家に遊びに来たときに、プラモ狂四郎の巻末の「パーフェクトガンダム製作法」のとおり真似してプラ板を貼り付けまくったパーフェクトガンダムを作ってきたのを見て「すげー」と思ったのを思い出しました。その作品は見てくれは悪かったのですが、確かにパーフェクトガンダムであり、作ろうとする“意志”を感じました。このガンダムを見てそれを思い出しました。
 模型というのは、キットをそのままきれいに塗装するのもいいのですが、「改造」というのもプラモ狂四郎が教えてくれた模型制作の醍醐味かと。うまく作ろうとかいうんじゃなくって、とにかく「これが作りたい!」と感じさせる“心”を感じる作品がいいなぁ。第10回イエサブコンに出品してあったヅダにはそれを感じた。どうもきれいに作ろう作ろうとすると手が小さく動くのですが、模型制作には繊細さだけでなく「これがやりたい」と魅せる大胆さも必要な心なのではないだろうかと思っています。[RUN]
 (2005.03.08 UP)