このパーフェクトガンダムはポストホビー津田沼店のコンテストに出品した作品。
審査員だったヒゲのプラモ怪人こと小沢勝三氏が「世界で1番最初にパーフェクトガンダムを作った男」という題でコメントを頂きました(感激!)
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■パーフェクトガンダムの製作■
胸のアーマーは前面のみ被せるタイプ。
黄色パーツは0.5oプラ板の箱組み。 エネルギーパイプはグラスチューブにハンダ線を通し、 ブラスパイプMAX(SS)の3重構造。 黒いソールパーツは1/144フルアーマーガンダムを改造。 スネ内側の黄色いパーツは切り取り裏から少しだけ出して接着、この工作は黄色の面積を減らす狙いがあります、逆に外側の黄色いブロックは0.5oプラ板で囲い大きく見せています。 ■ノーマルガンダム■
ビームライフルはBクラブのVer.kaのビームライフル
■塗装■ パーフェクトガンダムとノーマルガンダムのブルーは色味を変えてあります。
ただでさえ派手なパーフェクトガンダムなので落ち着いたブルーにしました。
腰のエネルギータンクは本来黄色1色なのですが、ここは白で控えめに黄色いシールで味を付けます。
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ちゃんとアーマーが脱着できるところがすごい。 旧キットとの合体を感じさせないまとまり感がいい。 この作品とは縁遠い私の話ですが、小学生の時に私より学年が下の子(たしか小5くらいの子)が、我が家に遊びに来たときに、プラモ狂四郎の巻末の「パーフェクトガンダム製作法」のとおり真似してプラ板を貼り付けまくったパーフェクトガンダムを作ってきたのを見て「すげー」と思ったのを思い出しました。その作品は見てくれは悪かったのですが、確かにパーフェクトガンダムであり、作ろうとする“意志”を感じました。このガンダムを見てそれを思い出しました。 模型というのは、キットをそのままきれいに塗装するのもいいのですが、「改造」というのもプラモ狂四郎が教えてくれた模型制作の醍醐味かと。うまく作ろうとかいうんじゃなくって、とにかく「これが作りたい!」と感じさせる“心”を感じる作品がいいなぁ。第10回イエサブコンに出品してあったヅダにはそれを感じた。どうもきれいに作ろう作ろうとすると手が小さく動くのですが、模型制作には繊細さだけでなく「これがやりたい」と魅せる大胆さも必要な心なのではないだろうかと思っています。[RUN] (2005.03.08 UP) |