当時19歳。缶スプレーしか吹いたことない僕がコンプレッサー、エアブラシ、塗装ブースを買って初めて作ったのがこのザクです。 当初はエアブラシの実験台にするために適当に製作するつもりだったのですが組んでるうちに「ここはこうじゃないだろ!」と思うところが多々あったので結局ほぼ全身改修することになった作品です。 HGUCザクUはとてもアニメライクな形状をしているので自分なりの解釈で「かっこよく」製作したつもりです。 ■工作編 ○頭部 上下パーツを接着後に底をくりぬいてヘルメット化、モノアイが見える隙間を細くして目線を鋭く。モノアイはUバーニアにピンクのHアイズをはめ込み。ヘルメットを外してモノアイを可動させられます。 ○胴体 胸部を両サイドに1mm幅増し、コックピット両端(おっぱい?)をエポパテで盛り上げ。コックピット中央パーツも「角ばったT字」に変更。 股間中央パーツもパテで形状変更、前部スカートはプラバンで整形してコトブキヤのMSGでディティールUPし、スカートをバネで接着してあります。 動力パイプはMG旧ザク?の動力パイプを使用。 バックパックはバーニアが無いという個人的に許せない状態だったのでエポパテで裏打ちしてから穴を開けてバーニアを接着して、バックパック上部にはコトブキヤのパーツを接着。 ○両腕 この部位はほぼストレート、手にはHGUCザクU用ハイディティールマニピュレーター(名前長っ!!)を使用。シールド、スパイクアーマーに軽くディティールを追加。 ○両脚 胴体と同じく動力パイプにMG旧ザク?の動力パイプを使用。 足が短く感じたのでスネの動力パイプのあたりで3ミリ延長。 足の甲にシリンダーを仕込みディティールアップ! ○武器、シールド マシンガンはストックをエポパテでライフルのストックっぽく形状変更し、先端は3ミリプラ棒で延長してカスタムマシンガン的なノリに。シールドはマルイチなどで軽くディティールアップしました。 ■塗装編 一応空気遠近法という塗装方法をチャレンジしてみました。小さいものを巨大に見せられる手法らしいです。成功はしていないですね。 濃い緑、薄い緑は共にガンダムカラーのセットを使用しました。1200番のサフをエアブラシで吹き、ベース色をベタ塗り。 その後、ベース色に白を混ぜてエッジを残すように面の中心に吹き、ハイライトを効かせてます。 コックピットや膝や関節の黒い色はいろいろ混ぜてるうちにドツボにはまり変な色になりました。何色を混ぜたのかは全く記憶にございません(笑) ■仕上げ編 気に入ったデザインのデカールを貼りつや消しクリアーでトップコートしてツヤを整えました。因みにデカールを使用したのはこの作品が始めてで、破れてしまったり、いろいろ失敗していますね(笑) エヴァンゲリオンのデカールとか貼ってるし・・・・(悲) ■製作を終えて 初めてのパテ、初めてのプラバン、初めてのデカールと初めてだらけで大変で、たくさん失敗して良い勉強になった作品です。 当時大学1年で単位を取ることに必死でとても忙しくチマチマ作っていたため10ヶ月もかかってしまいました。 因みにこの作品でRUNさんと知り合うことができました!出会いに感謝です! |
各部自分の好みにラインを変えているHGUCザクU。 大胆に貼られたデカールチューンが印象的です。 この頭のつぶれた感じがたまらないっすね〜。 [RUN] (2007.07.29 UP) はじめてのパテ、プラ板、デカールということですが、エー!(驚)って感じです。 センスがよいというのは、こういうことか、と思いました。 [RUN] (2009.04.11 UP) |