MOBILE SUIT GUNDAM SEED DESTINY
ZGMF-X23S SAVIOUR GUNDAM

製作・文 :大門
使用キット :1/144 HG セイバーガンダム
第12イエローサブマリン千葉店ホビーコンテスト ガンプラ小型部門出品

 第12回イエサブコンテストに出品した作品です。
 当時、ガンダムSEEDディスティニーがテレビで放映されていて流行っていたのでこのセイバーガンダムをチョイスしました。SEEDは全く見ていなかったのでどんな活躍をしたのかは知りません(笑)

 「コンテストで勝つ」と考えたときイエサブのコンテストは通りすがりのガンプラを全く知らないお客さんが投票するのでぱっと見た時のインパクトが重要です。改造する時間は無いし、改造しても気づいてもらえないと思うので今回は塗装とデカールワークで勝負と考え、製作しました。

■製作編
 全身ストレート組みです。
 ビームサーベルだけMGのビームサーベルを使用してナギナタ?風にして持たせてみました。

■塗装編
 この機体は設定色が赤と、目立つ色なので普通に塗装しても目立って問題ないのですが。そのまま塗装したのでは自分の技術的に進歩がないのでスプリッター迷彩にチャレンジしてみました。
 赤部分なのですが、ベース色にフィニッシャーズカラーのブライトレッドをベタ塗り。マスキングテープで模様がつながるように単調にならないようにバランスを考えながらマスキングします。その上からブライトレッドに白を混ぜて明度を上げた色を吹きました。

■仕上げ編
 今回は派手なポーズを決めてから正面から見える部分だけにデカールを張りました(笑)ポーズは決めるのに2時間くらいかかってしまいました。
 最後につや消しをトップコートしたのですが、エアブラシのキャップを閉め忘れてキャップからこぼれたつや消しが足にかかったり、貼ったデカールが吹っ飛んでいったり大変でした。

■製作を終えて
 つや消しを吹いて迷彩の色の差が分かりづらくなってしまったのは反省すべき点です。
 あと、デカールを貼るときは塗膜をツルツルにしないとはがれてしまうということも勉強しました。
 ちなみにこの作品は12票獲得できました。適当に作った作品でもインパクトがあればそこそこ票は取れるのかな?って感じです。


 ガンダムSEEDディスティニーのアスラン・ザラの機体、セイバーガンダム。千葉軍団コーナー初登場の大門さんの製作です。
 スプリッター迷彩、デカール、ポージングと、派手な演出が盛りだくさん。コンテストで入賞はしなかったものの、すごく目立っていました。ポーズはガッツリ固定ポーズで、股関節あたりはすごい角度で接続されていました。こういうの私の好みです。
 背中にはぜんぜんデカールが貼ってないのね、確信犯的だな〜(笑)
 [RUN] (2007.03.27 UP)

 ダイモンさんからコメントをいただきました。
 「デカールを貼るときは塗膜をツルツルにしないとはがれてしまう」とありますが、基本塗装後にクリアーを噴いてから墨入れとデカール貼りをする人もいるようです。つやを落とすのは最後にできますから、そういう手順もいいかもしれませんね。
 [RUN] (2009.04.11 コメントUP)