E.F.S.F PROTOTYPE TRANSFORMABLE MOBILE ARMOR
ORX-005 GAPLANT

製作・文 :RUN
使用キット :1/144 HGUCギャプラン
2005 百鬼夜行出品
第10回イエローサブマリン千葉店 大型部門出品(2005年2月)

 「百鬼夜行」向けになにか変わった題材はないかと考えて作った作品です。

■ここを見て欲しい
(1)ブースターユニットに穴をあけて、ギャプランを飛ばしました。全体をアクリル棒1本でささえています。強度確保に苦労しました。
(2)ジャングルの表現をがんばってみました。ライケンにフォーリッジクラスターを細かく砕いたものをスプレーのりで貼り付けています。

【ギャプランの製作】
■モノアイをHアイズに変更したり、エッチングパーツを少し使ったりはしていますが、プロポーションの変更などはしていません。丁寧な成形をこころがけました。
 追加武装はコトブキヤのウェポンユニットを使用しました。ギャプランはこういう武器をつかわないとインストに書いてあったのですが、両腕のメガ粒子砲だけではチャージの時間にスキが生じてやられてしまうのではないかと思い、マシンガンタイプの銃をもたせたというオラ設定です。これでHGUC特有の手のおもちゃくささも消えました。
■塗装
 グリーン:キャラクターブルー+キャラクターイエロー+蛍光グリーン
       →スカイブルー+キャラクターイエロー+蛍光グリーン+ホワイト
 ブルー:キャラクターブルー+レッド少量
      →コバルトブルー+蛍光ピンク+ホワイト
 イエロー:ガンダムカラーイエロー1
 グレー:グレー305→グレー306→グレー306+ホワイト
 ラッカーで基本塗装後に油絵の具のローアンバーとピーチブラックをペトロールとエナメルシンナーで溶いたものでウォッシング。オリジナルデカールを貼ってつや消しトップコートを噴いています。

【ジムの製作】
 →別ページ化(2005.04.10 UP)

【ベースの製作】
 百円ショップで売っていた楕円形ベースにウッドブラウンを塗装後、木工用スプレーニスで塗膜を保護しています。発泡スチロールの積層から地形を削りだしています。アクリル塗料のローアンバーで塗装した上からスプレーのりでカラーパウダーやライケンを貼り付けてやりました。
 樹木は鉄道模型用のものにライケン、さらにフォーリッジクラスターをくだいたものをやはりスプレーのりでくっつけています。フォーリッジクラスターは4色以上混ぜて色彩感を出しました。

【後記】
 やはり支柱一本でギャプランを飛ばすのは結構大変でして、なかなか上手くいきませんでした。当初2〜3本の支柱でささえる予定だったのですが、あんまりかっこよくなくって、いろいろやっていたら1本でもなんとかなりそうなことに気付きました。ギャプランのこの部分に穴を開けて飛ばす奴はあんまりいないだろ、というところが我ながら面白いかなと思っています。
 それとフォーリッジクラスターは思い切ってジューサーミキサーで砕いてみました。ドライフラワーやライケンなどもジューサーミキサーでくだいて使ってみました。これは面白かったのでまたやってみたいです。
 MDプリンタで作ったオリジナルデカールはエナメル溶剤に弱いのでラッカークリアーでコートしたあと、周囲になじませるためにその上からウォッシングしています。このあたりも苦労したところです。
 かなり大きさがあるのでネット上の写真よりぜひ実物を見てもらいたい作品です。 
 (2005.01.09 UP)


○RUNさんギャプランかっこ良いいです、薄めのグリーンにパープル系のブルーで「ギャプランってこんなにカッコ良かったっけ?」って思いました、赤をあえて外した所も思い切りがよくていい!私はギャラリーの2枚目が好きです、ブースターの巨大さが感じれるショトだと思います。(百鬼夜行終了後)[G.P.M切り込み隊長]
○今回のRUNさんのギャプランは良く見せて貰いましたが、いつものスタイルを守りつつ冒険もされてる作品だと思いましたよ…カッコイかったですよ。(百鬼夜行終了後)[G2000珍]
○会場で、言いそびれた事なんですが、理想のギャプランでした。本当に。(百鬼夜行終了後)[Chaos]