モデラーズサミット2 「フルレポート 百花繚乱!」

 No.82 POOH熊谷さんの1/144「HGUC パワードジム」102位(7票)
 [POOH熊谷さんコメント]
 プロポーションの見直しを中心に制作しました。
 改造自体は地味ですが、素立ちが決まるように出来たと思っています。

 POOH熊谷さんの1/144「HGUC パワードジム」。
 素立ちを決めるのが狙いとありますが、バッチリ決まっています。
 ゴーグルのミラーフィニッシュもステキです。

 普段モデルグラフィックス誌で数々の作品を我々に見せていただいているので、「なんでこの作品なのだろう・・・?」と思ったのですが、後で知りました。
 4年前に亡くなられたdaimon2511の形見の品を完成させたのだと知りました。

 POOH熊谷さんとは前夜祭からお酒を飲みながら楽しくお話をして、そしてこの作品を見せてもらった時も、そんなことは一言もいいませんでした。
 僕は後で、そのことを知ったので、すごくビックリしました。かっこいいおっさんです。当サイトでレポートしていいのかどうか迷いましたが、俺の中の何かにひっかかったので、記事にさせていただきました。
 そういうことに思いをはせると、1枚目、3枚目のピントが甘いのが惜しまれる。気合が足りなかった。俺は三脚を使わないので、気合不足でピントがぶれる。最初の気持ちと今の気持ちが違う・・・この作品、また写真撮ったら、きっと違う絵になる。写真だって心の持ちようで違う絵になる。三脚を使わないのは、とらわれることなく自由に撮りたいから。基本はぶれないようにロック・オンしているのだが・・・悔しい。

 最近は、東日本大震災の復興支援のために岡プロと「ボールジョイント・プロジェクト」を立ち上げたり、北海道でPTA会長やら、後援活動やら、ラジオやら・・・その活躍は多方面に広がっています。
 見た目ちょっとこわいおじさんなのですが、とてもやさしく、その言葉の一言一言がかっこいい!今回のモデラーズサミット2後の交流会後の最後の言葉はPOOH熊谷さんが行ったのですが、人が集まる、人がPOOHさんを求める理由がわかったような気がしました。


 参考出品の1/144「HGUCジムカスタム」。
 ティターンズカラーとホワイトの墨入れが印象的です。


 モデルグラフィックス誌の作例、1/35UCHGコアファイターと、1/100MGシェンロンガンダム。それぞれステキな作品ですね。
 POOH熊谷さんは、毎月のようにモデルグラフィックス誌で、様々なジャンルの作品を作っていますので、これからも、モデルグラフィックス誌を楽しみにしていきましょう!