PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTION RECONNAISSANCE MOBILE SUIT
MS-06E-3 ZAKU FLIPPER

製作・文 :りりもも
使用キット :HGUCザク、1/144ザクフリッパー
2007年 「もしもしMSV」 参加作品

■1/144 MS-06E-3 ザクフリッパー
 最初にジオノグラフ風に制作しようと思ったんですが、地元のオフ会で、学ちゃんのフリッパーを拝見してるので、一緒になってもつまらないなぁ〜ってことで、昔っぽく?どっしりと?した感じに制作してみました。
 動力パイプも、ブラスパイプMAXを使わず、ハンダを巻いたんですが、どうも太さがしっくり来なくてスプリングで仕上げています。
 頭部は、3mm幅詰めして、胸部は、プラバンで幅増しし、太腿は、パテで成形してます。あと、バックパックは、大きかったので幅詰めして、下側はプラバンです。
 塗装は、フリッパーの組み立て説明書に「塗装は、ダークアンバーもしくは、ダークグレーの暗視迷彩が施されていた(ストリームベース・小田雅弘)」と、説明がしてあり、お恥ずかしながらダークアンバーがわからず聞いたところ、濃いオレンジと聞き、試しましたが、良い感じにならなく、派手目のオレンジにしてみました。グレーは、3色を使い分けています。
 あと、頭部レンズの3つですが、ボトムズみたいに3種違うものをつけようと思いましたが設定と違うと指摘されるといけないので、それぞれ、奥行きを変えて見ました。


 りりももさんのザクフリッパー、製作記事とともにUP!
 過去、ザクフリッパーはいくつか見ていますが、こういった色味は初めてで新鮮です。特徴的なフェイスのレンズについては製作記事の中で“ボトムズみたいに3種違うものをつけようと思いましたが”、と書いてありましたが、私的には、そういうのは“りりももさんだけに聞こえた天の声”だと思うので、多少設定画からはみ出してアレンジした部分として、そのアイディアをいかすというのもよかったのではないかと思いました。おそらく元々この3つのレンズは異なる機能を持っていたのではないかと僕は思います。
 幅増し、幅詰め等の改修部分はきちんと成形されているし、足の甲の独立可動など、押さえるところを押さえている秀作です。塗装も丁寧です。
 面の情報量をあげる工作や塗装、間接へのディティールの組み込みなど、盛り込める要素は多々あると思いますので、またザクを作るときは、その丁寧さをいかして更なる飛躍を期待しております。
 りりももさんからいただいたメールでは、りりもも家でも長女、次女ときて、先の2006年7月に男の子が生まれたそうです。俺んちは女、女、女と3連トリプルですが、さすがに・・・もう、ちょっと。男の子は親戚受けはいいんだよなー(と所帯じみたことも書いてみた)。
 [RUN] (2007.01.13 UP)