電撃ガンプラ王決定戦2006東京大会レポート 中編

 電撃ガンプラ王決定戦2006東京大会レポート 中編。
 当日の様子、コンテスト結果など。


○午前10時10分
 池袋サンシャインシティに到着。
 ガンプラEXPOは30分待ち。ガン王の受付は11時まで。ガンプラEXPOはあきらめることにした。とても10分で見れるイベントじゃなさそう。「俺は見学者じゃない、俺は参加者なんだ」と心につぶやき、ガン王の会場に入る。
 それにしても、ガンプラって人気があるんだなー。

 朝の段階でn.bloodさんとyumoさんを発見。誰かを発見するとうれしかったりする。
 それから、棟梁、まごいちさん、もんもんさんと参加コメントなどを書いたりした。

○午前11時10分頃
 審査開始。審査しているところを見てたのですが、参加コメントは短めでインパクトのあることを書いたほうがよいみたい。審査員が長々と全文読んでいるようには見えなかった。
 合議で1〜3位が決定するのだが、編集長、バンダイの川口克己さん、二代目ガンプラ王の今井康博さん、編集部のガン王担当の高橋さん、元モデムの風見さん、バンダイの狩野さんが審査をしていた。
 推測であるが、1〜3位は編集部を中心として決定される。ライターに向いている人が選ばれる、つまりいわゆる上手い人が選ばれる。

 審査委員特別賞は、
 ・川口克己賞(アイディアが楽しさがポイント)
 ・今井康博賞(精度や工作派に)
 ・風見さん(ジュニアの特別賞を選定)
 ・電撃ホビーマガジン賞(電ホとして、アストレイやヘイズルが強いのか?)
 ・バンダイ賞(模型的であったり、おもちゃとして面白さを持つもの)
 と、傾向がある。決して技術だけではなく、アイディアが重要な部分もあるのだ。

○午前11時30分頃
 一般入場開始。
 「写真撮影は禁止」の表示が多数、そして警備(?)の担当が数人。
 しかし、「本人のみ撮影可」という裏技をたーちゃんから聞いていたので、本人を捕まえ、本人立会いのもと撮影する。「撮影は禁止です」と言われても、「本人と一緒です」と突き進む。隠し撮りはしない、どうどうと撮影していく。
 ただ、ざくさん、CT9Aさんは結果発表ぎりぎりまで本人を発見できなかったので未撮影。他の入賞者の作品も、もんもんさん以外面識がなかったので残念ながら未撮影。

○午後1時
 ガラスケースの中の作品の中に入賞のプレートが入れられていく。事実上の結果発表。
 表彰式を待たずして結果がわかる。知り合いが入賞していたりするとうれしい。
 yumoさんの娘さんがジュニア3位で、びっくり(!)
 僕やyumoさんは選外で、がっかり(笑)。
 だけど、入賞は難しいなぁ、やっぱり・・・

午後3時
 表彰式。
○1位 ざくさん 「1/60 ストライクフリーダム」
 知り合いとは言えないが有名人のざくさんが第1位。昨年の東京大会はF91で2位だっただけに、今回はおめでとうございました!
 1/60PGストライクのフレームに1/60ストライクフリーダムライトニングエディションの外装をかぶせた作品。全身のディティールやバランスコントロールが破綻なくまとめられており、塗装も丁寧できれい。
 主役機ということもあるが、オーラが違った。昨年度のtakayo4さんのフルアーマーガンダム(2005 東京大会1位)と比較しても全く負けない存在、威風堂々たる存在でした。実際、編集長が「やっとここに来ましたね」とコメントしていた。
 結果発表後、バンダイの菊池さんに、G2000棟梁と二人で、「このPGがあれば買います、2万円くらいでお願いします」と言ったら、本当に触発されていたようです。

○2位 CT9Aさん 「ノンスケール(80分の1くらい?) ガンダムへイズル」
 フルスクラッチのガンダムへイズル。でかいし、エッジがすごいたってました。間接はほとんど動かないそうです。CT9Aさんも言っていましたが、オラザクと異なり、プレゼンが必要のないガン王には有利な作品だったと思います。しかし、全身をフルスクラッチするとあって、すごい熱意とエネルギーを感じました。フルスクラッチは入賞が難しい、というジンクスを跳ね返しての入賞でした。

○3位 kmapさん 「1/100 MG 百式」
 yumoさんとかが注目していた作品でした。僕は結果発表までノーマークでした。おそらく形状や色彩に派手な部分がある作品が同じブースにあるとそっちに目が行ってしまうということだったのではないかと思います。見返すとスジ彫りとか細くってシャープな作品でした。

○審査員特別賞(今井康博賞) G2000もんもんさん 「1/100 MG ドム」
 百鬼夜行2で見て僕がすごく気に入っていた作品です。G2000は大阪でも黒騎士さんが入賞してたし、すげーなー。G2000ひかってるよ〜!あっ、棟梁もドムだったし、ドムが好きなのかしら・・・G2000。 「もんも〜ん!もんも〜ん!」「青いハンカチだせ〜!」とみんなで大騒ぎでした。

○審査員特別賞(川口克己賞)
 漫画とコラボの1/144ヘイズル・ラー。飛び出す漫画みたいで、発想が新しい。女性が作られた作品で、漫画も自分で描いたということでした。なんでもだんな様が絵を書く方らしいです。永井さんという方でした。「ゴォー!!」って書いてあったりして面白かったぁ。

○バンダイ賞
 kobanohakoさんの「1/100 MG アッガイ」。
 電飾がすばらしく、注目度が高かった。全員がよく覚えている作品だったのではないかと思います。ピカピカ光って面白かった。電飾に強い人だという印象を受けました。

○電撃ホビーマガジン賞
 ガン王皆勤賞の新井大洋さん。アストレイの改造作品。過去8回のコンテストのうち5回も予選通過なり、入賞なりしているすごい人です。

○ジュニアはメモとってこなかったんですけど、yumoさんの娘さん(5歳)が第3位!
 5歳であの作品はすげーって。


 下の画像は、往生際悪く、表彰式の最中に撮影したもの。
 遠距離撮影で手ぶれてるし、雰囲気だけです。
 左から
 ・1位 ざくさんの「1/60 ストライクフリーダムガンダム」
 ・2位 CT9Aさんの「ノンスケール ガンダムへイズル」
 ・3位 kmapさんの「1/100 MG 百式」
 ・審査員特別賞(今井康博賞) もんもんさんの「1/100 MG ドム」
 ・審査員特別賞(川口克己賞) 「1/144 ヘイズルラー」
 ・電撃ホビーマガジン賞 新井大洋さんの「1/100 ガンダムアストレイ」改造作品
 ・バンダイ賞 kobanohakoさんの「1/100 MG アッガイ」

 ちゃんとした画像は電撃ホビーマガジン誌面で見てちょ〜だい、今回はごめんね。