電撃ガンプラ王決定戦2005東京大会レポート 前編

 私の自宅を出発してから、当日出品するあたりまでの話


■出品までのいきさつ
○平成17年6月ごろ
 「ダブル ソード アタック」完成。タイトルがなかなか決まらなかった。
 百鬼夜行1st後くらいからいじっていたので、半年くらいかかってしまった。

○7月13日(水) イエサブ千葉の夏コン用のMGのF2ザク完成。
 「ダブル ソード アタック」の出品はコトブキヤかアト彩かと考えていた。とにかく、どこにでも出撃できる状態にはなった。

○7月27日(水)
 ガン王にプロ部門と一般部門が統合されたことをしょういから聞いて知る。
 妻チコブルに
 「8月7日の日曜日、一日松戸に行っていいかな?」と聞いたところ、
 「子どもはバレーの見学に行くから大丈夫だよ、私連れてくよ〜」と言われ、
 ガン王に出ることが急遽決定。
 どちらかと言えば、生でいい作品を一杯見たいというのと、多くのモデラーに会えることを期待した。

○8月2日(火)
 千葉軍団の仲間に、「この作品(ダブルソードアタック)をイエサブに出そうか、ガン王に出そうか、それともちょっと封印しておくか迷っているのですが」と相談。
 カプリチョ、KOBAからガン王への出品をすすめられる。
・「ポージングに斬れがあるし、目立つのでは?!一見、汚しが派手目ではあるが、逆に新鮮!?」(カプリチョ)
・「ガン王に出すべき!作品の空気感が感じられますョ。」(KOBA.)
 あまり大きなコンテストになれておらず、なかなか踏ん切りがつかなかったが仲間の声に後押しされる。

○8月5日(金)
 「ダブル ソード アタック」を出すのに少しおじけずく。塗りが失敗したところがあって、嫌だった。パッと見わかんないところなんだが、気になる。
 チコブルに「日曜日、おれバレー一緒に行こうか?」と聞くと
 「おばあちゃんが一緒に行ってくれるから大丈夫よ」と。
 こういう時に限ってベストコンディション(?)と思う、あとには引けないか。

■平成17年8月7日(日) ガン王2005東京大会 当日
 6:30
 犬の散歩しながら、今回の出品にあたってまだうじうじしている。
 審査が「入賞かそれ以外」なので、「評価がわかりにくいところが嫌」だからだ。だけど、G2000関西陣の黒騎士さんたちががんばって関西大会に参加しているのをネットで見て、「挑戦しないと!」と思う。ガン王のいいところは直接多くの人から意見はもらえる。

 8:00
 チコブルに駅まで送ってもらう、大きなダンボールをかかえて。「今日は飲み会があると思うから遅くなる」と伝える。それにしてもこのダンボール持って飲み会行くのか・・・

 10:00
 会場 松戸のバンダイミュージーアムに到着。
 ここに来るのは5年ぶりぐらいだ。



 G2000のひろきちさん、珍さん、おぎけんさん、しょういと一緒になる。はじめてなので心強い。いつの間にかすごい列。僕はエントリーナンバーは111番。まだまだ後にすごい参加者の数。
 出品は、最下段の照明の悪いところ。すごくやな感じだったが、ひろきちさんとかも似たような状態だった。まぁ、私のはシルエット勝負の作品なので開き直っていた。
 出品後、ザッと全体の作品を見回す。直感的にレベルの高さを感じた。プロ部門と一般部門が壁がなくなったからな。この時点でtakayo4さんの作品が私にはHIT。私はあんまり他の作品と方向性が違うので、落ち込むということはなかった。

 11:00
 ドトールコーヒーで、ひろきちさん、珍さん、おぎけんさん、しょういと休憩。みんな「俺たちの夏は終った」とか言ってるし。いろんな話が出て楽しい。

 12:30
 再び会場へ。G2000メンバーについて行く。
 「入賞はきびしいな」と思いつつも、「しょういは百鬼夜行3位のドム、珍さんは百鬼夜行5位のジオング。しょういが入賞しなくて、オレが入賞したらおもしれぇんだが・・・」などとも考えてみる。なぜかしょういとは「模型の思想」が違うみたいなので、ひそかに闘争心を燃やしていたりする。「精度重視」と「全体の雰囲気重視」の違いみたいなところかな。

 「後編」につづく。