B組の作業風景


 続きまして、B組の作業風景。ここで作業をしていたのは、G.P.M主催第5回SEEDコンにも参加した4名。前回「アストレイゴールドフレーム天」を作成した神使い氏、いろいろなキットを組み合わせるのが上手い関根氏、前回赤いモビルジンを作成したミヨカワ氏、つっつー氏とこの1日コンペというものがどういうものかすでに知っているメンバーである。
RUN  ら教 
@ A
A組の机
BC D
 白石   ハタ
神使い 関根
E F

B組の机
G H
ミヨカワ つっつー
マッシュ
I
C組の机
J
切込隊長




Kマリモマン

L藤井






【神使い(G.P.M)の作業風景】

 前回は、アストレイゴールドフレーム天を製作した神使い氏。今回はガンダムレイダーを使用して悪魔的な作品を作ろうとしています。っていうかガンダムデスサイズヘルのマントパーツを使うだけで悪魔チックに見えますよね。足首はモビル・グーンから、ポリキャップが一緒ですからこんなつけかえもコレクションシリーズなら簡単です。

 塗料はラッカー系を使用しているようです。薄め液に色がついているのか?何が入っているのでしょう?グーンの足首にはパテが盛られています。
 前回もそうでしたが、神使い氏は黙々と作業をしていました。






【関根さん(G.P.M)の作業風景】

 関根はモビルバクがメインキット。関根氏は他のモデラーの余ったパーツとかを流用するのが得意なので完成形が読めません(笑)

 うむ、バクゥはバクゥなんですが、キャタピラとかはずしちゃってます。独特の形態に変化しています。

 塗装はラッカー塗料を使用。塗料皿が見えないのでビンから一気に塗りつけているようです。サーフェイサーは塗っていないようです。






【ミヨカワ氏(G.P.M)の作業風景】
 「私の場合、ずっとモビル・ジンを作り続けてきていたので、現場に着くまでは今回もモビル・ジンの予定でいました。しかし!モビル・ジンを使った仕込済みの方が居るではありませんか!しかも、アイディアや仕込が良く出来ていたのですよ!・・・この瞬間、白旗です(笑)。
 当然、こうなると、時間とのたたかいというよりは、自分自身との闘いの始まりです。
 当初考えていたモビル・グーンのネタは突飛すぎてるし、かと言って、とんでもないもんを作ってお店の人に迷惑もかけられないので、カッコイイ系で実は今も自分の工房では作成中のアレだ!ということになりました。」(ミヨカワ氏の談)

※ジンを使った仕込み済みの方=隣に座っていた「まジンガーZ」のハタ氏

 ミヨカワ氏の談のとおり、今回はジンではなくガンダムタイプを作成することに決定。手早く加工を終了し、溶きパテ塗りに入ります。タミヤパテをラッカー薄め液で溶いて筆で塗りつけています。ミヨカワ氏の場合、かなり薄めに溶いてサラッと塗っているようです。

 ミヨカワ氏は、その上からアクリル塗料のブラックをビンから直接全体に塗りつけています。この塗料が乾かないということで、ミヨカワ氏の作業はここでストップしました。

以下、ミヨカワ氏の談。
 「下地の溶きパテに気を良くして下地の塗料を塗ったところで適量を間違えて、銅像状態に・・・しかも、この下地ではあらゆる塗装が不可能であることに午後2時近くまで気がつきませんでした(笑)。」

 というわけで、ミヨカワ氏はみんなが塗装に入るころに、ゼロから作業に再び入りました。ここから完成に持っていけるところがミヨカワ氏は凄いです。

以下、ミヨカワ氏の談。
 「塗装については、下地の準備がいらないことや、発色が良いことを理由にタミヤマーカーや、ガンダムマーカーを使用しました。細かいところ等はマーカーから塗料を出して筆で塗りました。普通の使い慣れたラッカー系と違いムラが出にくいこと、プラに直接塗れるので、時間が押している、こんなときんは正に“MY必殺技”です(笑)。唯一の欠点は、トップコートしないと汚しや、スミ入れが出来ないことでしょうか?素早く塗装するには意外に良い方法でした。」
 ミヨカワ氏はマーカー塗りでドンドン塗っていきます。ミヨカワ氏のスピードなら1日2体は塗れそうです。






【つっつー氏(G.P.M)の作業風景】

 つっつー氏は、道具をコンパクトにまとめています。手前の缶スプレーは瞬間硬化スプレーで今回のような早作りにはかかせないアイテムです。やすりがけは、下に擦りつける方法のようです。

 バクゥの旋回するキャノンはアトハメ加工していますね。塗装は設定に近いカラーリングにするのですが、イエローを塗るとことに発色を考えてホワイトを塗装しています。つっつー氏も基本に忠実な工程をとっているようです。




 以上、B組の製作風景でした。