特撮推測自慢

 日曜日の朝は旦那と子供達のテレビ時間。
 朝7時半から戦隊ヒーローものをはじめ、女の子が好きな変身ものなど、次から次へと続く。いつもはダラ〜として見ているのに、このときばかりはみんな何故か正座。何をそんなに真剣なのか?

 旦那は、いつも戦隊ものと仮面ライダーには熱い。とにかく、語りが熱い。社会事件について語るときのように、真剣だ。
 今回は娘の好きな「ふたりはプリキュア スプラッシュスター」という女の子向けの番組になんだか熱くなっているのだ。主人公はサキとマイ。そこに悪者が登場し、世界を守るためにサキとマイが変身し戦うのだが、その中に助け合う心や友情や信じあうことの大切さなどが盛り込まれている。そして、悪者に作られたミチルとカオルがサキとマイの心に触れて、悪者から脱し力を合わせて戦いに挑むのだ。

 先日出掛け先からの帰り、運転中の旦那はちょっぴり眠そうだった。ただでさえ、運転があやしいのに、危険。
 ・・・と思いきや、プリキュアを語りだした。
 「俺がさぁ〜、はじめから言ってたじゃない」何が?
 「ミチルとカオルが変身して、サキとマイと一緒に戦うってことさぁ〜、俺は始めから言ってたのに、やっと最終話でやっと変身したよぉ〜」
 「俺、言ってたじゃん!!」じゃんって言われてもねぇ〜。
 そんなに熱く語らなくてもいいのに。
 「俺にとってはプリキュアが10とすると、ボウケンジャーは3だな。ナージャ以来だよこんなにはまったの。」はまってたんだぁ〜、全く子供のために録画していると思ったら、自分のためかよ〜。
 「俺にはさぁ、先を読む力があるんだよ!」なにを言ってんだか。
 「これをさぁ、特撮推測っていうんだよ!」そのまんまじゃん。ただの自慢でしょ!
 「そう!これが特撮自慢だ!」幸せ者というか、お馬鹿者というか。自分で自慢話にタイトルまでつけて、やっぱり幸せものかなぁ。

 次に始まる「プリキュア5」にも胸膨らませているらしい。まだまだ、語りにつきあわないいけないのね。あれ?これって、結婚の条件だったかなぁ?