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| 二度目の出産を終え、少しずつ身体も慣れてきた。ただ相変わらず授乳で睡眠不足が続いている。 夜は私にとって休息の時ではなく、静寂の中での第二の戦争なのだ。夜行性の動物のように・・。 子供が生まれる以前はダンナが夜行性だった。まるでリスが木の実をカリカリかじっているようなヤスリ掛けをしていた。いまは、子供と大の字になって寝ている。いやぁ〜うらやましい限りである。 ある晩、いつになく長女がすんなり寝に入った。何度か、う〜んと声を上げて起きそうになったため、ダンナがそばで横になった。今日は静かに寝てくれるなぁなんて感謝してたら、障子の向こうからゴーっという雑音が。まさか１歳半の長女がいびきをかくわけない、ダンナがグーグー寝ている。まぁ疲れているのかなっと、ちょっぴり気遣ってそのままにしておいた。 絶好のプラモ作成日なのに、睡魔にはかてなかったらしい。 さぁ私も横になれるうちになっておこうと、床についた。なんだか、蒸し暑い夜。しかし明け方には冷えるため、子供の掛け物調整に忙しかった。 突然、怖い夢でも見ているのか、長女が泣き出した。細切れに３、４時間の間に・・・。幾度となくなだめて、なだめ終わると今度は二女がおっぱい欲しさに全身振り絞って、泣いて訴える。口いっぱいにおっぱいをほおばり、満足したのか再び寝に入った。 やっとホッと出来ると安堵感に浸りながら、私は枕に頭を沈めた。 ハハハハックショーン！！なんやかんややっていて、自分が冷えてしまったらしい。自分で自分の身体を気遣って、身体を休めなきゃ。そんな時、隣でグーグー寝ていたダンナが寝ボケまなこで、突如身を起こし、「くっくま？熊がいるの？」っと言って、バタンっと布団に倒れこんだ。 だれが熊なんじゃ〜（怒）！！ 私は休まるどころか、怒りに燃えてしまったのだ。まったく、ネタにこと欠かないダンナを持つと、変に忙しいわ！ |
テディベア？