大阪おばちゃん

  大阪おばちゃんは、Disneyより強かった・・・・・
 
 新婚旅行でフロリダに行った。カナベラル港からディズニー所有の豪華客船ディズニーワンダーに乗って、クルージング(4泊5日)。船の中では英語のみ、日本語は全く通じない。乗客もほとんどアメリカ人、日本人はかぞえる程。そんな中、すごい人達に遭遇してしまった。
 大阪から来たカップル。年齢は30代中〜後半ぽい。バリバリの大阪弁。“恐いものなんかないでぇ〜って感じ” その2人は、7年前に結婚して離婚して・・・。だから、元夫婦で、ディズニー荒ししているらしい。日本、西海岸、ヨーロッパそしてフロリダ、最後にこのディズニークルーズラインに来たとのこと。1年間でこれだけ回っていて、しかも2人は無職。やるねぇ〜この不況に・・・大金持ちかぁ?

 でもよーく、よーく見ると、男の方はショルダーバック(昔の中学生の白いバックみたいな感じ)を斜め掛け。いわゆる“幼稚園児掛け”。いっつも肩に掛けて歩いてる。着ているスタイルはいつも同じポロシャツとジーパン。どう見てもすごい金持ちって感じじゃない。女の方は眼鏡をかけて、お笑い芸人の光浦っぽい感じで大阪弁全開。この2人に今後私達夫婦はことごとく邪魔されてしまうのだが・・・。


 今回は船内のカラオケ大会でのことをお話ししよう。
 参加者はみんな外人(あの場所では私達が外人だけど)、だから英語。私はわからないまでも、外人の間にいれば次第に少ーしでもわかるものがでてくる。大阪おばちゃん達と会場にいった、行ったというかついて来た。

 テーブルを囲んで、まずはドリンクオーダー。私達夫婦は前日も来ていたので、ウエイトレスとは顔見知りとなり、「ハ〜イ!!」って感じ。そのウエイトレスが

 「Something drink?」

 と言ってきた。大阪おばちゃんは全く英語がわからず、このクルーズラインに乗ってきていた。

 「なんやてぇー? あたし、これこれ、オレンジでえーわ。」

 おもいっきりウエイトレスに日本語で言っている。わかんないっちゅーの、まったく。ウエイトレスも両掌を上に向けて「I don't know.」、私に訴えてくる。大阪おばちゃんは、大阪弁でつっぱしってるし、「これでえーよ」って。おいおい、伝わってないって(怒)。

 おばちゃん、ぜんぜん感知せず、自分の道をまっしぐらー!!恐いものしらずだねー、あきれるより感心してしまった。まして、外人との交流を楽しもうと来ているのに・・・。おばちゃん、いきなりテーブルについたら、自分の“身の上話し”はじめちゃって。まったくよー!そういうのは日本に帰ってからやってくれー!もう愚痴りそう。ここはグッと我慢して、無視無視。無視していたら、もう一人の日本人女性が色々聞いてあげていた。あーかわいそうだなぁ、あの人。被害受けちゃって・・・。と思っていたら、彼女もまんざらでなくて2人で盛りあがっている。

 こわーい!あのおばちゃん、世界中のディズニーでもあのまんまつっぱしってきたんだろうなぁ。まぁこんなのは序の口。大阪おばちゃんによる被害は、まだまだ。おばちゃんパワーは続く、あーやられたー!!というかんじに・・・。
 次々出てくるおばちゃん話は、それはまた次の機会に!