■アッガイVｅｒ O.Y.W！■ MGアッガイは、表面にMG的モールドがほとんど無く、スジ彫りは入れたければ、入れれば良いし、製作者の方向性の見せ所。そこで今回はバンダイさんからPS2ゲームソフト「機動戦士ガンダム一年戦争」のアッガイつまり、“アッガイ Vｅｒ．ＯＮＥ ＹＥＡＲ ＷＡＲ ００７９”のデータをお借りしたのでバリバリ彫っちゃいます。 申し遅れました、こんにちはチームアッガイ所属、０２４番、上原みゆきです。さっそく解説行ってみましょう！！ ■頭の製作■ 開発に苦労したであろう頭部はバカデカくヒサシが長めでカッコイイです。 モノアイを中央に置き正面から見ると末広がりに広がりすぎに感じたので、好みでエポパテにて、少し狭めています。モノアイは大きいと「カワイイ」、小さいと「カッコイイ」になると信じているのでキットの７ｍｍを使わず、ウエーブのＨアイズの６．５ｍｍの中央に１ｍｍの穴を開け、銀テープをはり、丸モールドと合わせ、さらにモノアイを止めるグレーのパーツを接着しています。これでカッコ良くなったはず。 ■体の製作■ 体は奥行きが有り、このボリュームがたまりません。自分の好みにするため、肩の付け根をギミックを壊さない限界までポリキャプを上に、だいたい５ｍｍくらい移動しています。その際、肩を付けた時に干渉するトラス状フレームと外装パーツを削り、スリ合わせを行います。コクピット周りの蛇腹は、深めに掘っています。バックパックのバーニアスラスターの可動範囲が狭いので、蛇腹パーツ上面を削る事で、より動くようになります。 ■足の製作■ 塗装しないでガシガシ遊ぶ分には何も問題無いのですが、塗装する事、を考えると、じらずにはいられません。足の付け根と腕の付け根にあるカバーの面積が大きいので小さくカットしています。モモはカバーを削った事で空いたスペースを埋めるようにエポパテで長く、そして全周をおおって太くしています。 ■腕の製作■ アイアンネイルは収納時なのに、先端が、はみ出していてシルエットが丸くないので、はみ出している先端を爪切りでカット(笑) その後尖らせています、が！問題が発生、尖らせてカッコ良くなったのですが、アイアンネイルを引っ込める時に指が痛くて、しまえなくなりました。仕方無いので、もう１体のアッガイからアイアンネイルを３本交換して収納してから尖らせた物に戻すという、なんとも面倒な物になってしまいました。ストレス無く楽しむか、シルエットを取るか難しいところ、尖らせすぎに注意！ ■カラーレシピ&デカール■ ブラウン＝艦底色８０％＋ブラック２０％ ベージュ＝サンディーブラウン８５％＋ホワイト１５％ グレー＝グレーバイオレット１００％ シーリング部＝フラットブラック１００％ モノアイ＝蛍光クリスタルピンク１００％ デカール類はガンダムデカール、④Ｏ.Ｙ.Ｗガンダム用、⑨ボール用、サテライトコーションデカールを使用後ＵＶカットつや消しクリアーを塗り完成です。 |
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ＨＯＢＢＹ ＪＡＰＡＮ 2005年10月号掲載作品。 上原さんからは、“アッガイ”への思い入れが熱く伝わってきますが、以前、ホビージャパン誌上で、「究極のアッガイを作る」みたいなコーナーがあって、毎月上原さんがアッガイを読者にわかりやすい形で少しずつポイントをおさえて改修していたのが懐かしく思われます。 本作のようにキットをそのまま作る、っていのうは実は結構ライターさんには悩ましいことなのかもしれませんが、すごく落ち着いたかっこいいMGアッガイでした。 [RUN] (2007.02.06 UP） 製作コメントを掲載させていただきました。 ブラウンの色身がいい感じなので、私もこの配合をパクらせていただきたい！ 上原さんの作品は、やっぱりデカールの貼り方とか、すごく参考になるので、穴のあくまで見つめていたい！ [RUN] (2008.04.03 UP） |
